特許
J-GLOBAL ID:200903041771719329

コンバインド発電設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-347855
公開番号(公開出願番号):特開2000-161014
出願日: 1998年11月20日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービン各負荷において要求されるガスタービン冷却蒸気の温度許容幅に対して、プラント起動及び停止、負荷上昇及び降下においてもその温度許容幅内となるガスタービン冷却蒸気を供給することにある。【解決手段】 ガスタービン高温部36を冷却するガスタービン冷却蒸気を供給する系統の一つとして、排熱回収ボイラ10の高圧過熱器15から高圧蒸気タービン5へ高圧蒸気を導く蒸気配管25から分岐して高圧蒸気の一部をガスタービン冷却蒸気の供給配管37へ導く系統を有するコンバインド発電設備であって、ガスタービン各負荷に対してガスタービン冷却蒸気の温度許容幅の下限値を設定する温度下限値設定手段を設け、ガスタービン冷却蒸気温度が温度許容幅の下限を下まわる時には、高温の高圧蒸気の一部をガスタービン高温部へ供給し、ガスタービン冷却蒸気温度を上昇させる。
請求項(抜粋):
ガスタービン高温部の一部または全部を蒸気により冷却するガスタ-ビンと、該ガスタ-ビンからの排ガスを利用して蒸気を発生する排熱回収ボイラと、該排熱回収ボイラにより発生した蒸気を動力源とする蒸気タ-ビンと、ガスタービン高温部を冷却するガスタービン冷却蒸気を供給する系統の一つとして、高圧蒸気タービンから排熱回収ボイラ再熱器へ低温再熱蒸気を導く蒸気配管から分岐して低温再熱蒸気の一部もしくは全部をガスタービン冷却蒸気の供給配管へ導く系統と共に、排熱回収ボイラの中圧過熱器から中圧蒸気をガスタービン冷却蒸気の供給配管へ導く系統と、排熱回収ボイラの高圧過熱器から高圧蒸気タービンへ高圧蒸気を導く蒸気配管から分岐して高圧蒸気の一部をガスタービン冷却蒸気の供給配管へ導く系統を有するコンバインド発電設備であって、ガスタービン各負荷に対してガスタービン冷却蒸気の温度許容幅の下限値を設定する温度下限値設定手段を設け、ガスタービン冷却蒸気温度が該温度許容幅の下限を下まわる時には、高温の高圧蒸気の一部をガスタービン高温部へ供給し、ガスタービン冷却蒸気温度を上昇させて、該温度許容幅内となるガスタービン冷却蒸気を供給することを特徴とするコンバインド発電設備。
IPC (2件):
F01K 23/10 ,  F02C 7/18
FI (2件):
F01K 23/10 C ,  F02C 7/18 A
Fターム (7件):
3G081BA02 ,  3G081BA16 ,  3G081BB00 ,  3G081BC06 ,  3G081BC07 ,  3G081DA04 ,  3G081DA14
引用特許:
審査官引用 (8件)
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