特許
J-GLOBAL ID:200903041823476780

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-307864
公開番号(公開出願番号):特開2003-113702
出願日: 2001年10月03日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 体格が小さく、応答性が向上し、シール性の高いバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 シューハウジング10に対しベーンロータ50を進角側に回転させるトルクを発生するスプリング21は、プーリハウジング20の収容部22に収容されている。スプリング21の一方の端部21aは、スペーサ60に形成されている凹部61に挿入されて係止されている。スプリング21の他方の端部は、シューハウジング10に圧入されシールプレート40を通して収容部22に突出しているピン部材23に係止されている。シールプレート40に形成されるピン部材23が通る穴部42は、ピン部材23の断面形状に対応する形状となる。そのため、穴部の大型化および油圧室間の連通を防止することができる。したがって、ベーンロータ50を小型化することができる。また、スプリング21の組み付け時にOリング43がずれることがなく、シール性が向上する。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、前記駆動軸または前記従動軸の端部に接続されている軸部と、前記軸部の前記駆動軸または前記従動軸の反対側の端部に設置され、前記駆動軸または前記従動軸の一方とともに回転する第一ハウジング部材と、前記第一ハウジング部材とともに回転可能であって、前記軸部の径方向外側に前記第一ハウジング部材と対向して設置されている第二ハウジング部材と、前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記第一ハウジング部材に形成されている収容室に収容され、前記収容室を進角室と遅角室とに二分し、所定角度範囲に限り前記ハウジング部材に対し作動流体圧力により相対回動駆動されるベーン部材と、前記第一ハウジング部材と前記第二ハウジング部材との間に設置され、前記第一ハウジング部材および前記ベーン部材と前記第二ハウジングとの間をシールする板部材と、前記第二ハウジングに形成されている収容部に収容され、一方の端部が前記軸部に係止され、前記駆動軸に対し進角する方向へ前記従動軸に進角トルクを加える進角手段と、を備えることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
Fターム (15件):
3G018AA01 ,  3G018AB16 ,  3G018BA33 ,  3G018BA34 ,  3G018CA20 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74 ,  3G018DA75 ,  3G018EA31 ,  3G018EA32 ,  3G018EA33 ,  3G018FA01 ,  3G018GA03 ,  3G018GA25
引用特許:
審査官引用 (7件)
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