特許
J-GLOBAL ID:200903042521654767
内燃機関用バルブタイミング調整装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262165
公開番号(公開出願番号):特開平10-110603
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 作動流体の低圧時においてもハウジング部材とベーン部材との拘束を確実に解除し、バルブタイミングを制御可能なバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 シューハウジング3に対してベーンロータ9が最遅角位置にあるとき、ストッパピストン7はテーパ穴22aに嵌合するように設定されている。これにより、シューハウジング3とベーンロータ9との相対回動が拘束される。油圧室29は遅角油圧室と連通しており、油圧室30は進角油圧室と連通している。油圧室30から拘束解除方向に油圧を受けるストッパピストン7の受圧面積は、油圧室29から拘束解除方向に油圧を受けるストッパピストン7の受圧面積よりも大きくなるように設定されているので、ストッパピストン7がテーパ穴22aに嵌合した状態から進角油圧室に作動油を供給すると、低油圧の場合にも確実にテーパ穴22aからストッパピストン7が抜け出す。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方とともに回転するハウジング部材と、前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記ハウジング部材内に形成された収容室に所定角度範囲に限って前記ハウジング部材に対して相対回動可能に収容されるベーン部材と、前記ハウジング部材と前記ベーン部材とにそれぞれ設けられ、前記収容室の一方の周方向端部において互いに当接することにより前記ハウジング部材に対する前記ベーン部材の相対回動を拘束する当接部および被当接部を含み、前記当接部の変位により拘束状態を解除可能に構成され、さらに前記被当接部との当接方向へ前記当接部を付勢する付勢手段を含む拘束手段と、前記一方の周方向端部側から他方の周方向端部側に向けて前記ベーン部材を相対回転させる第1流体圧力、ならびに前記第1流体圧力と反対方向に前記ベーン部材を相対回転させる第2流体圧力を供給し、前記両流体圧力によって前記付勢手段に抗して前記当接部を変位させて前記ハウジング部材と前記ベーン部材との拘束状態を解除する流体駆動式の駆動手段とを備え、前記当接部は、前記第1流体圧力を受けて前記ハウジング部材と前記ベーン部材との拘束状態を解除する第1の受圧面、および前記第2流体圧力を受けて前記ハウジング部材と前記ベーン部材との拘束状態を解除する第2の受圧面を有し、前記第1の受圧面は前記第2の受圧面よりも受圧面積が大きいことを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
引用特許:
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