特許
J-GLOBAL ID:200903043185706520

ブリッジ装置のループ検出方法とプログラムおよびブリッジ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯村 雅俊 ,  渡邉 昌幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-244792
公開番号(公開出願番号):特開2006-067054
出願日: 2004年08月25日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】 例えばプロバイダが加入者に提供する仮想LANサービスにおける、加入者のフレームの配送経路のループを正確に検出する。【解決手段】 ブリッジ装置が、加入者ポート201から、カスタマVLAN識別子を含まないMACフレームの送信、もしくは受信が行われたか否かに関する情報、及びカスタマVLAN識別子を含むMACフレームの送信、もしくは受信が行われた場合、当該カスタマVLAN識別子の値を含む情報を取得して記憶装置(テーブル207)に記憶する。そして、テーブル207において、ループ検出OAMをカプセル化したMACフレームであって、かつカスタマVLAN識別子を含むMACフレームをその加入者ポートから送信もしくは受信していた場合は、そのカスタマVLAN識別子でタグ付けされたMACフレームを生成し、また、カスタマVLAN識別子を含まないMACフレームをその加入者ポートから送信もしくは受信していた場合は、カスタマVLAN識別子でタグ付けされていないMACフレームを生成して、その加入者ポートから送信する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
加入者サイトとの間でMACフレームを送受信する加入者ポートと、中継網との間で中継フレームを送受信する中継ポート、および、上記MACフレームおよび上記中継フレームの転送処理および破棄処理を行うMACリレー手段とを備え、 上記加入者ポートに対応付けて単数のサービスVLAN識別子を予め定めると共に、上記加入者ポートで受信したMACフレームに該加入者ポートに対応するサービスVLAN識別子を対応付け、 上記中継フレームは MACフレームおよび該MACフレームに対応するサービスVLAN識別子を少なくとも含み、 上記加入者ポートで受信したMACフレームにユーザデータがカプセル化されている場合、該MACフレームを上記MACリレー手段に転送して、該MACリレー手段において、転送されてきた上記MACフレームを、該MACフレームを受信した上記加入者ポート以外の、かつ、該MACフレームに対応付けられたサービスVLAN識別子に対応する単数あるいは複数の加入者ポートに転送する第1のリレー処理と、上記MACフレームおよび該MACフレームに対応付けられたサービスVLAN識別子を含む中継フレームを単数あるいは複数の中継ポートに転送する第2のリレー処理とのいずれか一方あるいは両方の処理を行うか、当該MACフレームの破棄を行い、 上記中継ポートで受信した中継フレームにユーザデータをカプセル化したMACフレームが含まれている場合、該中継フレームを上記MACリレー手段に転送して、該MACリレー手段において、転送されてきた上記中継フレームを、該中継フレームを受信した上記中継ポート以外の単数あるいは複数の中継ポートに転送する第3のリレー処理と、上記MACフレームに対応付けられたサービスVLAN識別子に対応する単数あるいは複数の加入者ポートに該MACフレームを転送する第4のリレー処理とのいずれか一方あるいは両方の処理を行うか、当該中継フレームの破棄を行うブリッジ装置によるループ検出方法であって、 上記ブリッジ装置が実行するループ検出処理手順として、 自ブリッジ装置を識別するブリッジ識別子と加入者ポートに予め対応付けられた上記サービスVLAN識別子および該サービスVLAN識別子と上記ブリッジ識別子が上記MACフレームにカプセル化されていることを示すループ検出OAM識別子を少なくとも含むループ検出OAM情報をカプセル化したMACフレームを生成して上記加入者ポートから送信する第1の手順と、 上記加入者ポートから受信したMACフレームに上記ループ検出OAM情報がカプセル化されている場合、該MACフレームに含まれるブリッジ識別子と自ブリッジ装置のブリッジ識別子との比較および該MACフレームに含まれるサービスVLAN識別子と上記加入者ポートに対応するサービスVLAN識別子との比較を行い、該ブリッジ識別子と上記サービスVLAN識別子の双方が一致する場合にのみ、ループの発生を検出して、当該MACフレームを廃棄し、その他の場合には当該MACフレームを上記MACリレー手段に転送する第2の手順と、 上記中継ポートから受信した中継フレームに上記ループ検出OAM情報がカプセル化されたMACフレームが含まれている場合、該MACフレームに含まれるブリッジ識別子と自ブリッジ装置のブリッジ識別子との比較および該MACフレームに含まれるサービスVLAN識別子と該MACフレームに対応するサービスVLAN識別子との比較を行い、上記ブリッジ識別子と上記サービスVLAN識別子の双方が一致する場合にのみ、ループの発生を検出して、当該中継フレームを廃棄し、その他の場合には当該中継フレームを上記MACリレー手段に転送する第3の手順と を有し、 さらに、 上記加入者ポートから、カスタマVLAN識別子を含まないMACフレームの送信もしくは受信が行われたか否かに関する情報を取得して記憶装置に記憶する第4の手順と、 上記加入者ポートから、上記カスタマVLAN識別子を含むMACフレームの送信もしくは受信が行われた場合に当該カスタマVLAN識別子の値を含む情報を取得して記憶装置に記憶する第5の手順と、 上記ループ検出OAMをカプセル化したMACフレームであって、かつ上記第5の手順で上記記憶装置に上記カスタマVLAN識別子を含むMACフレームを当該加入者ポートから送信もしくは受信していた情報が記憶されている場合は、当該カスタマVLAN識別子でタグ付けされたMACフレームを生成して、当該加入者ポートから送信する第6の手順と、 上記ループ検出OAMをカプセル化したMACフレームであって、かつ上記第5の手順で上記記憶装置に上記カスタマVLAN識別子を含まないMACフレームを当該加入者ポートから送信もしくは受信していた情報が記憶されている場合は、当該カスタマVLAN識別子でタグ付けされていないMACフレームを生成して、当該加入者ポートから送信する第7の手順と を有することを特徴とするブリッジ装置のループ検出方法。
IPC (3件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/44 ,  H04L 12/56
FI (3件):
H04L12/46 V ,  H04L12/44 Z ,  H04L12/56 H
Fターム (14件):
5K030GA12 ,  5K030GA13 ,  5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030HC14 ,  5K030HD03 ,  5K030KA05 ,  5K030LB05 ,  5K033AA05 ,  5K033CB08 ,  5K033DA05 ,  5K033DA15 ,  5K033DB16 ,  5K033DB18
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)

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