特許
J-GLOBAL ID:200903043203403980

水中測位システムおよび水中測位方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-317405
公開番号(公開出願番号):特開2008-128968
出願日: 2006年11月24日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】SBL方式の双曲線航法で測位対象物の測位を精度良く行う。【解決手段】測位対象物に設けられたピンガ5から発せられた音響信号を含む音響信号をハイドロフォン1〜4で受信してAD変換器10でデジタル信号に変換(入力信号)する。入力信号は直交検波、デシメーション、帯域制限の各処理が施される。信号検出部20は、各処理の施された入力信号にピンガ5から発信された音響信号に対応するデジタル信号が含まれるか否かを検出する。これが検出された場合に、到達時間差算出部24が、相異なる入力信号間でラグ値ごとに相関関数演算を行い、この演算結果のピーク値を与えたラグ値から、相異なる2個のハイドロフォンによって受信したピンガ5からの音響信号の到達時間差を求める。この到達時間差を用いてピンガの位置が特定される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
水中に存在する物体(測位対象物)に設けられた、音響信号を水中に発する発信手段と、 少なくとも3個の、上記発信手段から発せられた音響信号を含む音響信号を受信可能な受信手段と、 相異なる2個の上記受信手段によって受信した上記発信手段からの音響信号の到達時間差を算出するとともに、上記受信手段の組み合わせを異にした相異なる2個の上記受信手段間で得られた複数の上記到達時間差を用いて、上記測位対象物の位置を特定する位置特定手段とを備えた水中測位システムであって、 上記各受信手段によって受信された音響信号をデジタル信号である入力信号に変換するAD変換器を備え、 上記位置特定手段は、 上記各受信手段によって受信された音響信号それぞれに対応する上記各入力信号に、上記発信手段から発信された音響信号に対応するデジタル信号が含まれるか否かを検出する信号検出手段と、 上記発信手段から発信された音響信号に対応するデジタル信号が上記信号検出手段によって検出された場合に、上記各受信手段によって受信された音響信号それぞれに対応する相異なる上記入力信号間でラグ値ごとに相関関数演算を行い、この演算結果のピーク値を与えたラグ値から、相異なる2個の上記受信手段によって受信した上記発信手段からの音響信号の到達時間差を求める到達時間差算出手段とを含む ことを特徴とする水中測位システム。
IPC (2件):
G01S 5/30 ,  G01S 7/526
FI (2件):
G01S5/30 ,  G01S7/52 J
Fターム (15件):
5J083AA04 ,  5J083AB14 ,  5J083AC29 ,  5J083AC32 ,  5J083AD02 ,  5J083AD04 ,  5J083AE03 ,  5J083AE04 ,  5J083BA01 ,  5J083BE03 ,  5J083BE10 ,  5J083BE60 ,  5J083CA05 ,  5J083CA09 ,  5J083CA12
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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