特許
J-GLOBAL ID:200903043840408376
熱収縮性ポリエステル系フィルムロールおよびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-213553
公開番号(公開出願番号):特開2003-145619
出願日: 2002年07月23日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】【課題】 低温から高温までの幅広い温度域で優れた収縮特性を有すると共に、フィルムロール内での熱収縮特性の変動を抑制し、熱収縮工程における収縮白化、収縮斑、シワ、歪み、タテヒケなどの不良の発生を低減し得た熱収縮性フィルムロールおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 熱収縮性ポリエステル系フィルムを巻き取ってなるフィルムロールであって、この熱収縮性ポリエステル系フィルムは、特定の組成を有し、かつ、所定の試料切り出し部から切り取った所定形状の各試験片について、(A):75°Cの温水中、(B):85°Cの温水中、および(C):95°Cの温水中の各熱収縮率の平均値が、(A):30〜40%、(B):50〜60%、(C):65〜77%であり、全ての試料の熱収縮率(A)〜(C)の測定値が、いずれも上記夫々の平均値の±3%以内の範囲に収まっている熱収縮性ポリエステル系フィルムロールである。
請求項(抜粋):
熱収縮性ポリエステル系フィルムを巻き取ってなるフィルムロールであって、この熱収縮性ポリエステル系フィルムは、多価アルコール成分100モル%中、1,4-シクロヘキサンジメタノール成分を10〜50モル%含み、且つ、フィルムの長さ方向にフィルム物性が安定している定常領域におけるフィルムの巻き始め側の端部を第1端部、巻き終わり側の端部を第2端部とし、前記第2端部の内側2m以内の箇所に1番目の試料切り出し部を、また、前記第1端部の内側2m以内の箇所に最終の試料切り出し部を設けると共に、1番目の試料切り出し部から約100m毎に試料切り出し部を設け、各試料切り出し部から10cm×10cmの正方形状に切り取った複数の熱収縮性フィルム試験片について、下記の熱収縮率(A)、(B)および(C)を夫々測定したとき、下記の熱収縮率(A)、(B)および(C)の各平均値が、(A):30〜40%、(B):50〜60%、(C):65〜77%であり、下記の熱収縮率(A)の全測定値、熱収縮率(B)の全測定値、熱収縮率(C)の全測定値が、夫々の熱収縮率の平均値の±3%以内の範囲に収まっているものであることを特徴とする熱収縮性ポリエステル系フィルムロール。ここで、(A):75°Cの温水中に10秒浸漬して引き上げ、次いで25°Cの水中に10秒浸漬して引き上げたときの最大収縮方向の熱収縮率、(B):85°Cの温水中に10秒浸漬して引き上げ、次いで25°Cの水中に10秒浸漬して引き上げたときの最大収縮方向の熱収縮率、(C):95°Cの温水中に10秒浸漬して引き上げ、次いで25°Cの水中に10秒浸漬して引き上げたときの最大収縮方向の熱収縮率、である。
IPC (6件):
B29C 55/02
, C08J 5/18 CFD
, B29K 67:00
, B29K105:02
, B29L 7:00
, C08L 67:00
FI (6件):
B29C 55/02
, C08J 5/18 CFD
, B29K 67:00
, B29K105:02
, B29L 7:00
, C08L 67:00
Fターム (17件):
4F071AA44
, 4F071AH04
, 4F071BA01
, 4F071BB06
, 4F071BB07
, 4F071BC01
, 4F210AA24
, 4F210AC01
, 4F210AE01
, 4F210AH54
, 4F210AM34
, 4F210AR12
, 4F210QA02
, 4F210QC03
, 4F210QG01
, 4F210QG18
, 4F210QW12
引用特許:
審査官引用 (19件)
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特開昭62-091555
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特開昭62-095341
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特開昭64-004326
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