特許
J-GLOBAL ID:200903044777249358

歯車破損検出装置および歯車破損検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 板垣 孝夫 ,  森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-417393
公開番号(公開出願番号):特開2005-180924
出願日: 2003年12月16日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】複数の歯車からなる歯車伝達機構部において破損した歯車を特定し得る歯車破損検出方法を提供する。【解決手段】モータの出力軸に、複数の歯車により構成された歯車伝達機構部が連結されてなる回転駆動装置における歯車の破損検出方法であって、モータのトルク値および回転速度を入力してトルクの変動周波数を演算し、次に変動周波数に係るトルク値と予め求められた閾値とを比較して当該トルク値が異常であるか否かを判断し、トルク値が異常であると判断された場合に、その変動周波数と各歯車における正常時の回転周波数との差を求め、次にこの周波数の差と当該歯車の回転周波数の許容値とを比較して、当該周波数の差が許容値より小さい場合に、歯車が破損していると判断する検出方法である。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
モータの出力軸に複数の歯車により構成された歯車伝達機構部が連結されてなる回転駆動装置における上記歯車の破損検出装置であって、 上記モータに設けられたトルクセンサおよび速度センサと、上記歯車伝達機構部に設けられた各歯車の歯数が記憶された記憶部と、 上記トルクセンサからのトルク値および速度センサからの回転速度を入力してトルクの変動周波数または変動周期(以下、変動周波数等という)を演算するトルク変動周波数等演算部と、 このトルク変動周波数等演算部にて求められたトルク変動周波数等に係るトルク値と予め設定された閾値と比較してトルク値が異常であるか否かを判断するトルク値異常判断部と、 このトルク値異常判断部にてトルク値が異常であると判断された場合に、上記速度センサからの回転速度および上記記憶部から各歯車の歯数を入力するとともに、当該入力された回転速度に応じた各歯車における回転周波数または回転周期(以下、回転周波数等という)およびその許容値を演算する回転周波数等演算部と、 上記トルク変動周波数等演算部からのトルク変動周波数等および回転周波数等演算部から各歯車の回転周波数等を順次入力してこれら両周波数等の差を求める差演算部と、 この差演算部にて求められた周波数等の差と上記求められた許容値とを比較して歯車の破損の有無を判断する歯車破損判断部と から構成したことを特徴とする歯車破損検出装置。
IPC (2件):
G01M13/02 ,  B23Q17/00
FI (2件):
G01M13/02 ,  B23Q17/00 A
Fターム (5件):
2G024AB02 ,  2G024BA22 ,  2G024CA12 ,  2G024FA04 ,  3C029EE01
引用特許:
出願人引用 (9件)
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