特許
J-GLOBAL ID:200903045798910549

被覆摺動部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-068998
公開番号(公開出願番号):特開2004-277782
出願日: 2003年03月14日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】高硬度で耐摩耗特性に優れ、皮膜表面の潤滑性、耐焼付き性に優れ、基体との優れた密着性を有する被覆摺動部材を提供することを目的とする。【解決手段】被覆摺動部材において、該被覆はアーク放電式イオンプレーティング法により被覆された硬質皮膜であり、該硬質皮膜は(AlxCr1-x-ySiy)(N1-α-β-γBαCβOγ)、但し、x、y、α、β、γは夫々原子比率を示し、0.45<x<0.75、0≦y<0.2、0≦α<0.12、0≦β<0.2、0.01≦γ≦0.25、からなり、回折強度I(200)/I(111)の値が0.5以上、6以下からなり、X線光電子分光分析における525eVから535eVの範囲に、少なくともCr、Al及び/又はSiと酸素との結合エネルギーを有し、該摺動部材の基体は合金工具鋼からなり、VとCoの和が重量%で0.05≦(V+Co)≦7、Crが重量%で0.8≦Cr≦5.5、としたことを特徴とする被覆摺動部材である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被覆摺動部材において、該被覆はアーク放電式イオンプレーティング法により被覆された硬質皮膜であり、該硬質皮膜は(AlxCr1-x-ySiy)(N1-α-β-γBαCβOγ)、但し、x、y、α、β、γは夫々原子比率を示し、0.45<x<0.75、0≦y<0.2、0≦α<0.12、0≦β<0.2、0.01≦γ≦0.25、からなり、X線回折における(111)面の回折強度をI(111)、(200)面の回折強度をI(200)とした時、I(200)/I(111)の値が0.5以上、6以下からなり、X線光電子分光分析における525eVから535eVの範囲に、少なくともCr、Al及び/又はSiと酸素との結合エネルギーを有し、該摺動部材の基体は合金工具鋼からなり、VとCoの和が重量%で0.05≦(V+Co)≦7、Crが重量%で0.8≦Cr≦5.5、としたことを特徴とする被覆摺動部材。
IPC (3件):
C23C14/24 ,  C23C14/06 ,  C23C14/16
FI (3件):
C23C14/24 F ,  C23C14/06 L ,  C23C14/16 A
Fターム (6件):
4K029AA00 ,  4K029AA02 ,  4K029BA41 ,  4K029BA64 ,  4K029BC02 ,  4K029BD04
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る