特許
J-GLOBAL ID:200903046570562474

磁気特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白木 大太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-073695
公開番号(公開出願番号):特開2005-262217
出願日: 2004年03月16日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】 鋼中に固溶しているCあるいは微細に析出している炭化物を利用してタンデム圧延された冷延板を高度に歪を蓄積されたものとし、その集合組織をゴス方位粒が発達するのに適したものとする。【解決手段】 タンデム圧延機による冷間圧延を含む一連の工程により方向性電磁鋼板を製造するにあたり、熱延板焼鈍が900°C以上に加熱後、900〜500°Cの温度範囲を30°C/s以上250°C/s以下の速度で冷却し、次いで500〜200°Cの温度範囲を50°C/s以上150°C/s以下の速度で冷却し、さらに冷却を継続するものでありかつ、タンデム圧延機による圧延が、累積圧下率30%以上の圧延を施した後、後続の少なくとも一つのスタンド間で150°C以上300°C以下において持続時間1〜60秒のスタンド間時効処理を施す。
請求項(抜粋):
質量比で、C:0.015〜0.15%、Si:2.0〜4.5%、Mn:0.01〜0.5%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを出発素材とし、該出発素材に熱間圧延を施して熱延板を得、該熱延板に熱延板焼鈍を施した後にタンデム圧延機による圧延を施して最終板厚の冷延板を得、得られた冷延板に脱炭焼鈍および最終仕上げ焼鈍を施す工程により方向性電磁鋼板を製造するにあたり、 前記熱延板焼鈍が900°C以上1150°C以下に加熱後、900〜500°Cの温度範囲を30°C/s以上250°C/s以下の速度で冷却し、次いで500〜200°Cの温度範囲を50°C/s以上150°C/s以下の速度で冷却し、さらに冷却を継続するものでありかつ、 前記タンデム圧延機による圧延が、累積圧下率30%以上の圧延を施した後、後続の少なくとも一つスタンド間で150°C以上300°C以下において持続時間1〜60秒のスタンド間時効処理を施し、さらに圧延を継続して最終板厚とするものとするものであることを特徴とする磁気特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (3件):
B21B3/02 ,  C21D8/12 ,  H01F1/16
FI (3件):
B21B3/02 ,  C21D8/12 B ,  H01F1/16 B
Fターム (19件):
4K033AA02 ,  4K033BA01 ,  4K033BA02 ,  4K033CA01 ,  4K033CA02 ,  4K033CA03 ,  4K033CA04 ,  4K033CA07 ,  4K033CA09 ,  4K033FA13 ,  4K033HA03 ,  4K033HA04 ,  4K033JA04 ,  4K033JA07 ,  5E041AA02 ,  5E041CA01 ,  5E041HB01 ,  5E041NN02 ,  5E041NN18
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 磁気特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-018421   出願人:JFEスチール株式会社
  • 特公昭38-14009号公報
  • 特公昭54-18846号公報
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審査官引用 (7件)
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