特許
J-GLOBAL ID:200903046771375923

偏光分離素子及びその製造方法、並びに光ヘッド装置及び光ディスクドライブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 本多 章悟 ,  樺山 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-323909
公開番号(公開出願番号):特開2006-133603
出願日: 2004年11月08日
公開日(公表日): 2006年05月25日
要約:
【課題】短波長光においても大きな回折角度が得られ、大きな回折効率と優れた偏光選択性を有し、入射角度依存性が小さく発散光に対しても高効率の偏光分離素子を実現する。【解決手段】本発明は、相分離により光学的異方性領域4と光学的等方性領域5からなる周期構造が形成される偏光分離素子1において、組成物に含まれる非重合性液晶の相分離前の複屈折ΔnLCと、相分離により生成される周期構造の屈折率変調量ΔnHとの関係から、偏光分離素子の屈折率変調量ΔnHを、0.177・ΔnLC≦|ΔnH|≦0.53・ΔnLCかつ、0<|ΔnH|≦{2・(λ/d)√(-cos2φ)}の関係に設定する。これにより周期的な相分離構造の形成が最適化され、高い回折効率と良好な偏光選択性を有する偏光分離素子が得られる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
光学的異方性または複屈折性を示す領域と光学的等方性を示す領域からなる周期的な構造(以下、周期構造と言う)を有し、前記周期構造として、非重合性液晶と、重合性モノマーあるいはプレポリマーと、光重合開始剤とからなる組成物を、一対の透明基板間に保持し、前記組成物を二光束干渉露光することにより、主にポリマーから成る層と、主に非重合性液晶から成る層との周期的な相分離構造を形成した構成のポリマー分散液晶型の偏光分離素子において、 前記非重合性液晶の複屈折をΔnLC、入射波長をλ、前記組成物の膜厚をd、素子内部の格子の傾きをφ(但し、φは格子周期構造に垂直なベクトルであり、周期構造配列面を基準(0°)として45°<φ<135°の関係にあるものとする)としたとき、特定の偏光方向の入射光に対する前記光学的異方性を示す領域の屈折率と前記光学的等方性を示す領域の屈折率とにより生成される屈折率変調量ΔnHが、 (a/3)・ΔnLC≦|ΔnH|≦a・ΔnLC (但し、a<1.0) かつ、 0<|ΔnH|≦{2・(λ/d)√(-cos2φ)} の関係にあることを特徴とする偏光分離素子。
IPC (3件):
G02B 5/30 ,  G11B 7/135 ,  G11B 11/105
FI (4件):
G02B5/30 ,  G11B7/135 A ,  G11B11/105 551N ,  G11B11/105 551Z
Fターム (13件):
2H049BA05 ,  2H049BA42 ,  2H049BA45 ,  2H049BB03 ,  2H049BC21 ,  5D075AA03 ,  5D075CD16 ,  5D075CD20 ,  5D789AA43 ,  5D789BA01 ,  5D789JA12 ,  5D789JA25 ,  5D789NA05
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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