特許
J-GLOBAL ID:200903047032189182

ブレーキ倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-099478
公開番号(公開出願番号):特開2001-278035
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で、しかも応答性を犠牲にすることなくソレノイド機構の作動に応じてブースタ出力を広範囲に調整できるようにする。【解決手段】 ソレノイド31の電磁力で可動子34をリア側へ駆動し、その動きをピン50を介して弁座部材21に伝えて大気弁27を開き、変圧室に大気を導入して定圧室との圧力差によりブースタ出力を得るブレーキ倍力装置において、可動子34の一端側の室54に通路56を通じて定圧室内の圧力を、その他端側の室55に通路57を通じて大気をそれぞれ導入し、可動子34に定圧室と変圧室との圧力差に応じた駆動反力を作用させて、ソレノイド電流に比例したブースタ出力を得るようにし、この時、通路57の通路面積を適当に設定して、可動子34の一端側の室54に導入される大気の量を制限し、ブースタ出力が十分に高まるまで可動子34に作用する駆動反力を小さく抑えて、応答性の悪化を防止する。
請求項(抜粋):
シェル本体内をパワーピストンにより定圧室と変圧室とに画成し、該パワーピストンに支持されたバルブボデー内には、ブレーキペダルに連動する入力ロッドに連結されたプランジャの移動により前記変圧室への作動流体の供給を制御する弁機構を設け、該弁機構の作動に基づく前記変圧室と前記定圧室との間に発生した差圧によって前記パワーピストンに生じた推力をブースタ出力として出力するブレーキ倍力装置において、前記入力ロッドの作動とは別に前記弁機構を駆動する可動子を有する電磁駆動手段と、前記可動子に前記変圧室と前記定圧室との差圧に応じた駆動反力を作用させる駆動反力機構とを備え、前記駆動反力機構は、前記ブースタ出力の増加速度と前記可動子への駆動反力の増加速度とを合せるように駆動反力を可動子に作用させることを特徴とするブレーキ倍力装置。
Fターム (10件):
3D048BB25 ,  3D048BB29 ,  3D048BB35 ,  3D048BB38 ,  3D048CC27 ,  3D048EE10 ,  3D048EE14 ,  3D048EE16 ,  3D048EE20 ,  3D048EE24
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-290267   出願人:自動車機器株式会社, 株式会社デンソー
  • ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-290270   出願人:自動車機器株式会社, 株式会社デンソー
  • 自動ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-211872   出願人:自動車機器株式会社
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