特許
J-GLOBAL ID:200903047324674430

トラッキング放電検出装置及び検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-070761
公開番号(公開出願番号):特開2004-279205
出願日: 2003年03月14日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】トラッキング短絡の基となる初期の小さい放電電流を検知可能とする。【解決手段】電路5の電流を検出する変流器1と、検出した電流波形から1kHz以上の高周波成分を抽出する増幅器2と、トラッキング放電を検出するトラッキング放電検出部3とを有し、トラッキング放電検出部3は、高速フーリエ変換回路6により周波数分解すると共に波形抽出回路7で所定の条件を満たす波形を抽出し、双方のデータを基に演算回路10でトラッキング放電を判断させた。演算回路10は、抽出した高周波電流の電荷量を演算し、求めた電荷量が設定した値以上となる高周波波形の発生頻度を監視し、周波数分解した波形データの周波数別レベルを求め、求めた電荷量、発生頻度、周波数別レベルの大きさが所定の条件を満たしたらトラッキング放電発生と判断した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電路電流波形を検出する電流検出手段と、該電流検出手段で検出した電流波形から予め設定した周波数以上の高周波成分を抽出する高周波抽出手段と、抽出した高周波波形の電荷量を演算する電荷演算手段と、求めた電荷量が予め設定した値以上となる高周波波形の発生頻度を監視する発生頻度監視手段と、前記高周波波形の周波数別レベルを演算するレベル演算手段と、トラッキング放電発生を判断する判断手段とを有し、 前記電荷量、前記発生頻度、前記周波数別レベルの大きさの夫々に閾値を設定し、前記判断手段は、前記電荷演算手段の演算結果、発生頻度監視手段による発生頻度数値、レベル演算手段による演算結果のうち少なくとも2つが前記閾値を越えたらトラッキング放電発生と判断して報知信号を出力することを特徴とするトラッキング放電検出装置。
IPC (1件):
G01R31/12
FI (1件):
G01R31/12 D
Fターム (3件):
2G015AA30 ,  2G015BA04 ,  2G015CA12
引用特許:
審査官引用 (13件)
全件表示

前のページに戻る