特許
J-GLOBAL ID:200903048987694368

車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-008648
公開番号(公開出願番号):特開2000-203399
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 液圧ポンプの出力ブレーキ液圧により自動加圧を行なう車両の制動制御装置において、必要以上にホイールシリンダ液圧を加圧することなく円滑にアンチスキッド制御に移行し得るようにブレーキアシスト制御を行なう。【解決手段】 遮断弁SC1,SC2を閉位置とし吸込弁SI1,SI2を開位置とすると共に、液圧ポンプHP1,HP2を駆動し、液圧ポンプの出力ブレーキ液圧をホイールシリンダWfr等に供給して自動加圧を行なう。そして、車輪FR等がロック状態となるホイールシリンダのブレーキ液圧を推定してロック圧とし、このロック圧に基づき、遮断弁前後の目標差圧に対し上限値を設定し、この上限値を目標差圧が下回るように遮断弁を調整する。尚、車両の走行路面の摩擦係数を検出し、この摩擦係数に基づきロック圧を推定することができる。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダに対しブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液を昇圧して出力するマスタシリンダと、該マスタシリンダを前記ホイールシリンダに連通接続する主液圧路と、該主液圧路を開閉する遮断弁と、該遮断弁と前記ホイールシリンダとの間に吐出側を接続し前記ホイールシリンダに対し昇圧したブレーキ液を吐出する液圧ポンプと、該液圧ポンプの吸込側を前記マスタシリンダに連通接続する補助液圧路と、該補助液圧路を開閉する吸込弁と、該吸込弁及び前記遮断弁並びに前記液圧ポンプを駆動制御する制動制御手段とを備え、前記ブレーキペダルの操作時に所定の条件を充足した場合に、前記制動制御手段によって前記遮断弁を閉位置とし前記吸込弁を開位置とすると共に、前記液圧ポンプを駆動し、前記液圧ポンプの出力ブレーキ液圧を前記ホイールシリンダに供給して自動加圧を行なう車両の制動制御装置において、前記車輪がロック状態となる前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を推定しロック圧として出力するロック圧推定手段と、前記ブレーキペダルの操作量を検出するブレーキ操作量検出手段と、該ブレーキ操作量検出手段の検出操作量に応じて前記遮断弁前後の目標差圧を設定する目標差圧設定手段と、該目標差圧設定手段が設定した目標差圧に対し、前記ロック圧推定手段が推定したロック圧に基づき上限値を設定する差圧上限値設定手段と、該差圧上限値設定手段が設定した上限値を前記目標差圧が下回るように前記遮断弁を調整する遮断弁調整手段とを備えたことを特徴とする車両の制動制御装置。
Fターム (12件):
3D046BB00 ,  3D046BB28 ,  3D046CC02 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D046HH46 ,  3D046KK07 ,  3D046LL05 ,  3D046LL23 ,  3D046LL37 ,  3D046LL43 ,  3D046LL50
引用特許:
審査官引用 (6件)
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