特許
J-GLOBAL ID:200903049213098408

下水処理水の藻類増殖抑制方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 和壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-052898
公開番号(公開出願番号):特開2009-207985
出願日: 2008年03月04日
公開日(公表日): 2009年09月17日
要約:
【課題】 付着藻類や浮遊藻類などの大量発生による景観障害等を防止することができ、且つ、設備費、運転費が共に安価である下水処理水の藻類増殖抑制方法及びその装置を提供する。【解決手段】 下水に浄化処理を施して有機物濃度を低下させた下水処理水を、微生物を担持可能な微生物保持担体Sが収容された生物反応槽2に通水し、この生物反応槽2おいて、散気板21で下部から空気を送り込んで曝気することを継続することにより、藻類の増殖に必要な微量金属を酸化する微量金属酸化微生物を自然発生的に微生物保持担体Sの表面に担持させ、この微量金属酸化微生物により下水処理水中に含まれる微量金属を酸化し、浮遊物質除去装置(沈殿槽3、砂濾過装置3’、膜分離装置3”)で反応槽処理水から微量金属の酸化物を除去する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
下水に浄化処理を施して有機物濃度を低下させた下水処理水を、微生物を担持可能な微生物保持担体が収容された生物反応槽に通水し、この生物反応槽おいて、下部から空気を送り込んで曝気することを継続することにより、藻類の増殖に必要な微量金属を酸化する微量金属酸化微生物を自然発生的に前記微生物保持担体の表面に担持させ、この微量金属酸化微生物により前記下水処理水中に含まれる前記微量金属を酸化して不溶化させる微量金属酸化工程と、 前記生物反応槽通過後の処理水から前記微量金属の酸化物を除去する微量金属酸化物除去工程と、を備えることを特徴とする下水処理水の藻類増殖抑制方法。
IPC (7件):
C02F 3/34 ,  C02F 3/08 ,  C02F 3/10 ,  C02F 1/44 ,  C02F 1/52 ,  B01D 21/00 ,  B01D 24/02
FI (7件):
C02F3/34 Z ,  C02F3/08 B ,  C02F3/10 Z ,  C02F1/44 K ,  C02F1/52 E ,  B01D21/00 D ,  B01D23/16
Fターム (30件):
4D003AA12 ,  4D003AB02 ,  4D003CA02 ,  4D003CA03 ,  4D003EA15 ,  4D003EA30 ,  4D003FA06 ,  4D006GA07 ,  4D006KA01 ,  4D006KA64 ,  4D006KB22 ,  4D006KB25 ,  4D006PA01 ,  4D006PB08 ,  4D006PC62 ,  4D015BA23 ,  4D015BB01 ,  4D015CA02 ,  4D015FA01 ,  4D015FA26 ,  4D040DD01 ,  4D040DD11 ,  4D040DD20 ,  4D040DD31 ,  4D041BA01 ,  4D041BA27 ,  4D041BB04 ,  4D041BB25 ,  4D041CA08 ,  4D041CB04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 排水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-330166   出願人:株式会社クラレ
  • エストロゲンの処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-192464   出願人:株式会社荏原製作所, 日本下水道事業団
審査官引用 (5件)
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