特許
J-GLOBAL ID:200903049697283182

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-295877
公開番号(公開出願番号):特開2000-120854
出願日: 1998年10月16日
公開日(公表日): 2000年04月28日
要約:
【要約】【課題】 定常時や加速時はもちろん、減速時においても、適切に変速開始時期を判断することが出来る自動変速機の油圧制御装置を提供すること。【解決手段】 第1の変速中に、該第1の変速とは逆方向の第2の変速が指令されたことを判断する変速制御部21eと、第2の変速指令の判断に基づき、摩擦係合要素の断・接作動による第2の変速の実行を開始させる変速制御手段21a、21bと、第2の変速が実行されて以降の入力軸の回転数と出力軸の回転数間の差回転を所定の時間間隔で定期的に検出演算し、ある時点の差回転の変化方向が変化した時点を第2の変速が開始された時点と判断する変速開始判断手段21cと、変速開始判断手段からの変速開始判断に基づいて、油圧制御手段を介した摩擦係合要素のフィードバック制御による断・接作動を開始するフィードバック制御手段21a、21bを設ける。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸からの動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、これら油圧サーボの油圧を制御する油圧制御手段と、車輌走行状況に基づく各センサからの信号を入力して、前記油圧制御手段へ油圧制御信号を出力する制御部と、を備えてなる自動変速機の油圧制御装置において、前記制御部は、前記センサからの入力に基づき、第1の変速中に、該第1の変速とは逆方向の第2の変速が指令されたことを判断する多重変速判断手段と、前記多重変速判断手段による第2の変速の指令の判断に基づき、前記油圧制御手段を介した摩擦係合要素の断・接作動による前記第2の変速の実行を開始させる変速制御手段と、前記センサからの入力に基づき、前記第2の変速が実行されて以降の前記入力軸の回転数指標と出力軸の回転数指標間の指標差を所定の時間間隔で定期的に検出演算し、前記指標差の変化方向が変化した時点を前記第2の変速が開始された時点と判断する変速開始判断手段と、前記変速開始判断手段からの変速開始判断に基づいて、前記油圧制御手段を介した摩擦係合要素のフィードバック制御による断・接作動を開始するフィードバック制御手段と、を有することを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:04 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:36 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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