特許
J-GLOBAL ID:200903053945687977

被削性にすぐれた機械構造用鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-119677
公開番号(公開出願番号):特開2003-226934
出願日: 2002年04月22日
公開日(公表日): 2003年08月15日
要約:
【要約】【課題】 機械構造用鋼において、被削性に加えて、切屑破砕性の高い快削鋼と、その製造方法を提供する。【解決手段】 重量%で、C:0.05〜0.8%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.1〜3.5%、S:0.01〜0.2%、Al:0.001〜0.020%、Ca:0.0005〜0.02%、O:0.0005〜0.01%およびN:0.001〜0.04%を含有し、残部が不可避の不純物およびFeからなる組成の合金を溶製し、その際、特定の条件を満たす操業を行なうことにより調整された脱酸を行ない、特定の「二重構造介在物」を有する鋼を得たのち、Ti:0.002〜0.020%およびZr:0.002〜0.040%の1種または2種を添加して、調整された脱酸後の鋼中のOとTiまたはZrとの反応により微細なTi酸化物またはZr酸化物を形成させ、これらを含む複合酸化物を核としてMnS介在物を析出させる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.05〜0.8%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.1〜3.5%、S:0.01〜0.2%、Al:0.001〜0.020%、Ca:0.0005〜0.02%、O:0.0005〜0.01%およびN:0.001〜0.04%に加えて、Ti:0.002〜0.020%およびZr:0.002〜0.040%の1種または2種を含有し、残部が不可避の不純物およびFeからなる合金組成を有し、CaO含有量が0.2〜62重量%の酸化物系介在物と接して存在する、1.0重量%以上のCaを含有する硫化物系介在物の占有面積が、視野面積3.5mm2当たり2.0×10-4mm2以上であり、MnS介在物が微細に分散していることにより、被削性にすぐれるとともに切屑破砕性が高い機械構造用鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21C 7/00 ,  C22C 38/60
FI (3件):
C22C 38/00 301 M ,  C21C 7/00 D ,  C22C 38/60
Fターム (3件):
4K013AA06 ,  4K013BA14 ,  4K013FA02
引用特許:
出願人引用 (8件)
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