特許
J-GLOBAL ID:200903054174697955

全反射減衰を利用した測定方法及び装置並びに固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-272958
公開番号(公開出願番号):特開2006-090717
出願日: 2004年09月21日
公開日(公表日): 2006年04月06日
要約:
【課題】 固定から測定までの間、センサ面を湿潤な状態に保つ。【解決手段】 センサユニットは、金属膜のセンサ面13aと、流路16とによって構成されたセンサセル17を備えている。固定工程では、センサユニットを固定機にセットして、センサセル17にリガンド溶液21が注入される。固定完了後、センサセル17に乾燥防止液が注入される。こうした固定処理を、複数のセンサセル17に対して一括して行う。固定済みのセンサユニットは、測定が行われるまでの間、乾燥防止液が注入された状態で保管される。これらのセンサユニットは、順次測定機にセットされ、測定が行われる。乾燥防止液は、測定機に装着後、測定用バッファの注入によって排出される。この後、センサセル17へアナライト溶液が注入される。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
透明な誘電体上に形成され一方の面がリガンドとアナライトの反応を検知するためのセンサ面となる薄膜を持つセンサを用い、前記センサ面にリガンドを固定するとともに、前記センサ面の裏側の光入射面に全反射条件を満たすように光源から光を入射させ、前記センサ面にアナライトを接触させたときの前記光の反射光の減衰状況を検出して、前記リガンドと前記アナライトの反応状況を測定する全反射減衰を利用した測定方法において、 前記センサとして、前記薄膜と、前記センサ面と対向する位置に配置され前記アナライトが送液される流路とが一体化されたセンサユニットを用い、 このセンサユニットを固定ステージにセットして、前記流路にリガンドを注入して前記センサ面にリガンドを固定化するリガンド固定化処理と、 この後、前記センサ面に固定されたリガンドの乾燥を防止する乾燥防止液を前記流路に注入する乾燥防止液注入処理と、 前記センサ面を乾燥防止液に浸した状態で前記センサユニットを前記固定ステージから測定ステージへ送り、この測定ステージ上で前記流路から前記乾燥防止液を排出する乾燥防止液排出処理と、 前記乾燥防止液を排出した後、測定を行う測定処理とからなることを特徴とする全反射減衰を利用した測定方法。
IPC (3件):
G01N 21/27 ,  G01N 33/543 ,  G01N 37/00
FI (3件):
G01N21/27 C ,  G01N33/543 595 ,  G01N37/00 103
Fターム (17件):
2G059BB04 ,  2G059BB12 ,  2G059CC16 ,  2G059CC17 ,  2G059DD12 ,  2G059DD15 ,  2G059EE02 ,  2G059FF12 ,  2G059GG01 ,  2G059GG02 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ12 ,  2G059JJ19 ,  2G059JJ26 ,  2G059KK04 ,  2G059NN10 ,  2G059PP01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (15件)
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