特許
J-GLOBAL ID:200903054435956244

ビタビ復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-267483
公開番号(公開出願番号):特開2001-094441
出願日: 1999年09月21日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 伝送容量の異なる複数の伝送方式で送られてくる畳み込み符号の連続復号時にあっても、高い誤り訂正能力を実現する。【解決手段】 伝送路状態が悪く雑音が大きいことを誤り率検出ユニット105が示し、かつ伝送方式が伝送容量の大きいものから小さいものに切り替わったことを切り替え検出ユニット106が検出した場合には、切り替わり前のパスメトリックの乱れが及ぼす影響が緩和されるように、その切り替えタイミングに合わせて、パスメトリックがある閾値以上である場合にはパスメトリックメモリ104に記憶可能な最大数を、またそれより小さい場合には0をそれぞれ初期値として初期化ユニット107が生成して、パスメトリックを初期化する。
請求項(抜粋):
伝送容量の異なる複数の伝送方式で送られてくる畳み込み符号を連続して復号するためのビタビ復号装置であって、畳み込み符号化器の各状態に対応する生き残りパスのパスメトリックを記憶するためのパスメトリック記憶手段と、受信符号から各枝の尤度を計算し、該計算の結果を枝メトリックとして出力するための枝メトリック計算手段と、前記パスメトリック記憶手段に記憶されたパスメトリックと、前記枝メトリック計算手段から出力された枝メトリックとを加算し、現時点での各状態に合流するパス各々の加算結果を比較し、尤度の高い方をその状態に到達する生き残りパスとして選択して、選択したパスが有する新しいパスメトリックを前記パスメトリック記憶手段に記憶させるとともに、パス選択情報を出力するためのACS(Add Compare Select)手段と、前記ACS手段から出力されたパス選択情報と前記パスメトリック記憶手段に記憶されたパスメトリックとから最尤パスを判定して、該判定の結果に基づく復号信号を出力するための最尤パス判定手段と、伝送路状態が悪いことを検出した場合には状態検出信号をアサートするための状態検出手段と、受信符号の伝送容量の切り替わりタイミングを示す切り替え検出信号を出力するための切り替え検出手段と、前記状態検出信号がアサートされかつ前記切り替え検出信号が出力された場合には、前記パスメトリック記憶手段に記憶されたパスメトリックを初期化するための初期化手段とを備えたことを特徴とするビタビ復号装置。
Fターム (8件):
5J065AA01 ,  5J065AB01 ,  5J065AC02 ,  5J065AD10 ,  5J065AE06 ,  5J065AF02 ,  5J065AH06 ,  5J065AH23
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る