特許
J-GLOBAL ID:200903055506357130

車輪支持用転がり軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-107122
公開番号(公開出願番号):特開2008-266667
出願日: 2007年04月16日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】大きな荷重が負荷されても損傷が生じにくい車輪支持用転がり軸受装置を提供する。【解決手段】車輪支持用転がり軸受装置1は、ハブ輪2と、ハブ輪2に一体的に固定された内輪3と、外輪4と、二列の転動体5,5と、を備えている。ハブ輪2は、炭素の含有量が0.45質量%以上0.75質量%以下である鋼からなる円柱状素材に、軟化焼鈍しを施した後に冷間鍛造を施すことにより成形されたものである。そして、ハブ輪2の外周面には、高周波焼入れによる硬化層22が形成されている。硬化層22の表面から深さ1mmまでの部分は、ビッカース硬さHvが650以上である。また、硬化層22のうちビッカース硬さHvが300以上600以下の部分について、ビッカース硬さHと深さD(mm)との関係をH=aD+bなる式で表したときに、該式の係数aが-700以上-120以下である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車輪が取り付けられ一体に回転するハブホイールと、前記ハブホイールの外方に配され前記ハブホイールの外周面に形成された軌道面に対向する軌道面を内周面に有する外輪と、前記両軌道面間に転動自在に配された複数の転動体と、を備え、前記ハブホイールが前記転動体の転動を介して前記外輪に回転自在に支持された車輪支持用転がり軸受装置において、以下の4つの条件を満たしていることを特徴とする車輪支持用転がり軸受装置。 条件A)前記ハブホイールは、0.45質量%以上0.75質量%以下の炭素を含有する鋼からなる素材を成形して得られたものである。 条件B)前記ハブホイールの軌道面には、高周波焼入れにより硬化層が形成されている。 条件C)前記硬化層のうち表面から深さ1mmまでの部分は、ビッカース硬さHvが650以上である。 条件D)前記硬化層のうちビッカース硬さHvが300以上600以下の部分について、ビッカース硬さHと深さD(mm)との関係をH=aD+bなる式で表したときに、該式の係数aが-700以上-120以下である。
IPC (4件):
C21D 9/40 ,  F16C 33/62 ,  C21D 1/10 ,  F16C 33/64
FI (5件):
C21D9/40 A ,  F16C33/62 ,  C21D1/10 H ,  C21D9/40 Z ,  F16C33/64
Fターム (30件):
3J101AA03 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA70 ,  3J101DA03 ,  3J101EA02 ,  3J101FA23 ,  3J101FA31 ,  3J101GA03 ,  3J701AA03 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA70 ,  3J701DA03 ,  3J701EA02 ,  3J701FA23 ,  3J701FA31 ,  3J701GA03 ,  4K042AA22 ,  4K042BA01 ,  4K042BA03 ,  4K042BA05 ,  4K042CA15 ,  4K042DA01 ,  4K042DA03 ,  4K042DB01
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る