特許
J-GLOBAL ID:200903055634415380

車載レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-196897
公開番号(公開出願番号):特開2006-017622
出願日: 2004年07月02日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】 受信アンテナにて回り込み波が検出される状態であっても、自車と障害物との間の距離を確実に検出することができる車載レーダ装置を提供する。【解決手段】 送信アンテナから送信信号を送信し、障害物にて反射した受信信号を得る。この受信信号には、自車のバンパやカバーなどに反射した回り込み波と障害物に反射した障害物反射波とが含まれる。そして、この受信信号から、I信号およびQ信号を抽出し、このI信号およびQ信号のベクトル差分をそれぞれ求め、これらのベクトル差分のベクトル差分振幅強度を演算する。この後、ベクトル差分振幅強度のピークBが、あらかじめ設定されたしきい値を超える時間T1と、ゼロ点時間T0との時間差Tを求め、この時間Tを用いて自車と障害物との間の距離を演算により求める。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
アンテナ部(11、12)にて所定間隔ごとに電波を送受信することにより、自車と前記自車の周辺に存在する障害物(OB)との間の距離を検出する車載レーダ装置であって、 発振器(21)から出力される所定周波数のRF信号と前記アンテナ部で受信した受信信号とを入力し、この受信信号を前記RF信号と同相成分であるI信号と前記I信号に対して直交成分であるQ信号とに分離する直交復調部(25)と、 タイミング生成部(31)から出力されるタイミングパルスと、前記I信号とを入力すると共に、前記タイミングパルスを用いて前記I信号をデジタル信号としてサンプリングする第1のA/D変換部(32)と、 前記タイミングパルスと前記Q信号とを入力すると共に、前記タイミングパルスを用いて前記Q信号をデジタル信号としてサンプリングする第2のA/D変換部(33)と、 前記デジタル信号に変換されたI信号およびQ信号を入力し、これらI信号およびQ信号の差分をそれぞれ求め、この差分に基づき前記受信信号に含まれる障害物からの反射波によるピークを抽出する差分算出部(34)と、 前記差分算出部にて得られた前記障害物からの反射波によるピークに基づき、前記自車と前記障害物との間の距離を算出する距離算出部(35)と、を有することを特徴とする車載レーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/93 ,  G01S 7/285 ,  G01S 7/40
FI (3件):
G01S13/93 Z ,  G01S7/285 Z ,  G01S7/40 B
Fターム (8件):
5J070AB01 ,  5J070AC02 ,  5J070AE20 ,  5J070AF03 ,  5J070AH14 ,  5J070AK06 ,  5J070AK32 ,  5J070BF07
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • パルスレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-036252   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭64-059092
  • 無人搬送車の走行制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-348202   出願人:日本信号株式会社, 神鋼電機株式会社
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