特許
J-GLOBAL ID:200903055794992678

スペクトル拡散信号復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 香樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-078171
公開番号(公開出願番号):特開平11-234167
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 復調対象信号の数が増加した場合でも、近似的な相互相関除去を可能とし、また、一段当たりの除去特性を向上させ、少ない段数でより相互相関除去に近い特性が得られるスペクトル拡散信号復調装置を提供することにある。【解決手段】 相関器11、12、...、1Kは、入力信号に対して、それぞれ設定された拡散符号と相関値を求め、その相関値をそれぞれのシンボルタイミングに合わせてラッチし、1シンボルの期間に渡ってラッチされた相関値を保持し、出力する。乗算器31、32、...、3Kは、入力信号に対して、設定された係数f<SB>1 </SB>、f<SB>2 </SB>、...、f<SB>k </SB>をそれぞれ乗じて出力する。係数f<SB>1 </SB>、f<SB>2 </SB>、...、f<SB>k </SB>の大きさfを、0<f<1の適当な値に選ぶことによって、相互干渉除去回路21〜2Nの段数が従来のものより少なくても、干渉成分は急速に減少し、やがて消滅する。
請求項(抜粋):
複数のスペクトル拡散信号が合成された受信信号を入力とするスペクトル拡散信号復調装置において、受信信号に含まれる個々のスペクトル拡散信号に個別に割り当てられた拡散信号と該受信信号との相関値を、それぞれのスペクトル拡散信号のシンボル毎に求めて得られた値に係数を乗じたものを第0次の相関信号とし、第0次の相関信号から第1次の複製干渉信号を作成し、前記受信信号から該第1次の複製干渉信号を減じた第1次干渉除去信号に対して、受信信号に含まれる個々のスペクトル拡散信号に個別に割り当てられた拡散符号との相関値を検出し、その相関値に対して係数を乗じたものを第1次の相関信号とし、第1次の相関信号を出力し、第0次の相関信号と第1次の相関信号の和を出力する第1段目の相互干渉除去回路と、前段の相互干渉除去回路の出力信号として、該第1段の相互干渉除去回路と同等の動作をする複数段の相互干渉除去回路とを具備したことを特徴とするスペクトル拡散信号復調装置。
引用特許:
出願人引用 (10件)
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