特許
J-GLOBAL ID:200903056492086453

車両用乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-029771
公開番号(公開出願番号):特開2002-234410
出願日: 2001年02月06日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】【課題】後突可能性の警報時期を、後突の危険度合いに応じて最適化する。【解決手段】自車両1に対して後方車両2が後突すると予知される時点よりも所定時間(例えば0.5秒)前になると、シートベルト11をモータ16により強く引張して乗員Jをシート3に強く拘束する。モータ16の作動前に、判断基準値を用いて後突の可能性があると判断されると、ブザー等の警報手段22が作動される。上記判断基準値が変更可能とされる。例えば、図3のような特性線β1〜β3が設定されて、β1は後方車両2が0.8G相当で減速したと仮定したときに対応し、β2は減速度が0.6G対応であり、β3は減速度が0.4G対応である。相対速度Vが大きいときあるいは乗員Jの頭部とヘッドレスト3cとの距離Lが大きいときは、危険度合いが高いとして例えばβ3が選択され、そうでないときは例えばβ1が選択される。選択された特性線に相対速度Vを照合して得られた所定距離Dが上記判断基準値として用いられ、実際の車間距離が所定距離D以下になると警報手段22が作動される。
請求項(抜粋):
後突を予知する後突予知手段と、前記後突予知手段によって後突が予知されたときに、シートベルトによる乗員の拘束性を高める後突時対応手段と、所定の判断基準値を用いて、後突の予知にまでは到らないまでも後突の可能性があることを判断する後突可能性判断手段と、前記後突可能性判断手段によって後突の可能性があると判断されたときに、警報を発生する警報手段と、所定条件に応じて、前記判断基準値を変更する基準値変更手段と、を備えていることを特徴とする車両用乗員保護装置。
IPC (3件):
B60R 21/00 626 ,  B60R 21/00 621 ,  B60R 21/00
FI (5件):
B60R 21/00 626 A ,  B60R 21/00 621 B ,  B60R 21/00 621 D ,  B60R 21/00 621 E ,  B60R 21/00 621 K
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (4件)
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