特許
J-GLOBAL ID:200903057963334580

内燃機関の排気還流装置の故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-295622
公開番号(公開出願番号):特開平9-137753
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成により排気還流装置の故障診断の高精度化を図る。【解決手段】EGRをONしているときに、筒内圧センサ11からの筒内圧信号に基づいて熱発生率延いては燃焼期間NETAD1 を求める(S5)。その後、EGRを強制的にOFFし(S6)、そのときの熱発生率延いては燃焼期間NETAD2 を求める(S9)。そして、ΔNETAD(NETAD1 -NETAD2 )に基づいて、EGR装置の故障の有無を診断する(S12)。これにより、例えトルク変動を所定に維持するように点火時期が変更されても、EGR装置のON・OFFによる燃焼過程の差を高精度かつ容易に検出することができ、以ってEGR装置の故障の有無を高精度かつ容易に診断することができることとなる。
請求項(抜粋):
機関排気の一部を排気還流制御弁が介装された排気還流通路を介して機関の吸気系に還流させる内燃機関の排気還流装置の故障診断装置であって、機関の筒内圧を検出する筒内圧検出手段と、該筒内圧検出手段で検出される筒内圧に基づいて熱発生率を検出する熱発生率検出手段と、前記排気還流制御弁を強制的に開閉制御する強制開閉手段と、該強制開閉手段で前記排気還流制御弁を開制御したとき及び閉制御したときそれぞれにおいて前記熱発生率検出手段で検出された熱発生率に基づいて燃焼過程の相違を検出する燃焼過程差検出手段と、前記燃焼過程差検出手段で検出された燃焼過程の相違に基づいて排気還流装置の異常の有無を診断する診断手段と、を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の排気還流装置の故障診断装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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