特許
J-GLOBAL ID:200903058572587510
副室式エンジン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-142993
公開番号(公開出願番号):特開2000-110566
出願日: 1999年05月24日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 副室式エンジンにおいて、主室と副室とを連絡する連絡孔の副室側開口の周縁部にアール面を形成することにより、副室へ流入する空気を拡散し、副室から主室へ流出する混合気を含む火炎を速やかに且つ損失少なく案内する。【解決手段】 主室1と副室2とを連絡する連絡孔14の副室側開口17の副室底面側周縁部20には底面側アール面21が形成されている。底面側アール面21の最内側部分から副室2の最大内径を有する部分18までの径方向距離は、最大内径の10%以下に形成されている。副室側開口部17の副室頂面26側及び副室2の周方向側周縁部にも、アール面が形成される。アール面21によって、主室1から流入する空気は副室2に拡散し、燃料噴射後、部分18付近に存在する混合気を含む火炎は、速やかに且つ損失が少なく連絡孔14に流れ込む。
請求項(抜粋):
シリンダを構成するシリンダブロック、前記シリンダブロックに固定されたシリンダヘッド、前記シリンダ内を往復動するピストン、前記ピストンの頂面と前記シリンダヘッドとの間の前記シリンダに形成された主室、前記ピストンに形成された副室、前記ピストン頂部に前記副室の中心に対して周方向に隔置し且つ前記シリンダの周辺部に向かって放射状に形成された前記主室と前記副室とを連通する複数の連絡孔、及び前記副室内に燃料を噴射する多噴孔を有する燃料噴射ノズルを備え、前記連絡孔を通じての前記主室から前記副室への空気の流入と前記副室から前記主室への混合気を含む火炎の流出とを案内するため、前記連絡孔の副室側開口の周縁部にアール面が形成されていることから成る副室式エンジン。
IPC (6件):
F02B 19/02
, F02B 19/14
, F02B 19/16
, F02B 19/18
, F02B 23/00
, F02F 3/26
FI (7件):
F02B 19/02
, F02B 19/14 A
, F02B 19/14 B
, F02B 19/16 L
, F02B 19/18 B
, F02B 23/00 V
, F02F 3/26 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
副室式エンジン
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-099926
出願人:いすゞ自動車株式会社
-
副室付きピストンの構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-303556
出願人:いすゞ自動車株式会社
-
副室式エンジン
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-166700
出願人:いすゞ自動車株式会社
-
副室式エンジン
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-239970
出願人:いすゞ自動車株式会社
全件表示
審査官引用 (3件)
前のページに戻る