特許
J-GLOBAL ID:200903058825292768

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-423391
公開番号(公開出願番号):特開2005-180338
出願日: 2003年12月19日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 脈動に起因する不具合を解決するため、従来はマルチ噴射の各噴射毎に独立したマップを用いて各噴射開始時の噴射パルスの出力タイミングを補正しており、適合工数を多く要していた。【解決手段】 インジェクタの構造を簡易式にモデル化し、各部の動作所要時間を、噴射パルスを発生してからバルブが上昇を開始するまでの第1期間Tds1 と、バルブが完全に開弁するまでの第2期間Tds2 と、制御室圧力Pccが開弁圧力Popnに低下するまでの第3期間Tds3 とに分け、各期間を簡易的な式を用いて算出して、それらの和から噴射開始遅れ時間Tdsを求める。この演算技術を用いることにより、噴射開始遅れ時間Tdsの算出のために膨大な適合データを必要とせず、またインジェクタの仕様が一部変更された場合などでも、変更部分の適合値を変えることで適合処理を工数少なく行える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料供給圧Pcが流入通路を介して与えられるとともに、排出通路を介して排圧される制御室、前記排出通路の連通を開閉する電動弁、および制御室圧力Pccが開弁圧力Popnに低下すると開弁して燃料を噴射するノズルを有するインジェクタと、 前記電動弁の通電を制御して前記インジェクタの噴射タイミングを制御する制御装置と、 を備える燃料噴射装置であって、 前記制御装置は、 前記電動弁に通電を開始してから、前記電動弁のバルブが開弁のための移動を開始するまでの第1期間Tds1 と、 前記バルブが開弁のための移動を開始してから、前記バルブが完全に開弁位置に達するまでの第2期間Tds2 と、 前記バルブが完全に開弁位置に達してから、制御室圧力Pccが開弁圧力Popnに低下するまでの第3期間Tds3 とに分け、 前記第1、第2、第3期間Tds1 、2 、3 をそれぞれ簡易的な物理式を用いて算出し、 前記物理式から算出した前記第1、第2、第3期間Tds1 、2 、3 の和によって、前記インジェクタに開弁指示を与えてから、実際に前記インジェクタが燃料噴射を開始するまでの噴射開始遅れ時間Tdsを求める噴射開始遅れ算出手段を備えることを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D41/40 ,  F02D41/38 ,  F02M47/00
FI (5件):
F02D41/40 D ,  F02D41/38 B ,  F02M47/00 B ,  F02M47/00 E ,  F02M47/00 F
Fターム (40件):
3G066AA07 ,  3G066AC09 ,  3G066AD12 ,  3G066BA06 ,  3G066BA08 ,  3G066BA51 ,  3G066BA57 ,  3G066CC06T ,  3G066CC08U ,  3G066CC14 ,  3G066CC64T ,  3G066CE13 ,  3G066CE22 ,  3G066CE34 ,  3G066CE35 ,  3G066DA04 ,  3G066DA11 ,  3G066DC04 ,  3G066DC09 ,  3G066DC14 ,  3G066DC18 ,  3G301HA02 ,  3G301JA14 ,  3G301JA17 ,  3G301JA18 ,  3G301LB11 ,  3G301LC01 ,  3G301LC06 ,  3G301MA18 ,  3G301NA06 ,  3G301NA09 ,  3G301NC02 ,  3G301ND45 ,  3G301NE23 ,  3G301PB05Z ,  3G301PB08Z ,  3G301PC01Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PE08Z ,  3G301PF03Z
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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