特許
J-GLOBAL ID:200903060662368456
ダイヤモンドライクカーボン硬質多層膜成形体およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
植木 久一
, 菅河 忠志
, 二口 治
, 伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-257083
公開番号(公開出願番号):特開2007-070667
出願日: 2005年09月05日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】 高硬度から低硬度の材料まで広範囲の基材に対し、高硬度のDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を最表面側に含むDLC多層膜を約3μm以上厚く形成しても、基材およびDLC膜の双方に対して優れた密着性を備えており、耐摩耗性にも優れたDLC成形体を提供する。【解決手段】 基材1と、DLC系膜3と、基材1とDLC系膜3との間の中間層2とからなるDLC硬質多層膜成形体である。DLC系膜3は、基材1側から順に、第1のDLC系膜3aと第2のDLC系膜3bとからなり、第1のDLC系膜3aの表面硬度は、ナノインデンテーション試験で10GPa以上40GPa以下の範囲内にあり、第2のDLC系膜3bの表面硬度は、ナノインデンテーション試験で40GPa超90GPa以下の範囲内にある。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基材と、ダイヤモンドライクカーボンを主体とするダイヤモンドライクカーボン系膜と、前記基材と前記ダイヤモンドライクカーボン系膜との間の中間層とからなるダイヤモンドライクカーボン硬質多層膜成形体であって、
前記ダイヤモンドライクカーボン系膜は、前記基材側から順に、第1のダイヤモンドライクカーボン系膜と第2のダイヤモンドライクカーボン系膜とからなり、
前記第1のダイヤモンドライクカーボン系膜の表面硬度は、ナノインデンテーション試験で10GPa以上40GPa以下の範囲内にあり、
前記第2のダイヤモンドライクカーボン系膜の表面硬度は、ナノインデンテーション試験で40GPa超90GPa以下の範囲内にあることを特徴とするダイヤモンドライクカーボン硬質多層膜成形体。
IPC (2件):
FI (3件):
C23C14/06 F
, C23C14/06 N
, B23B27/14 A
Fターム (26件):
3C046FF03
, 3C046FF12
, 3C046FF13
, 3C046FF20
, 4K029AA02
, 4K029AA04
, 4K029AA24
, 4K029BA07
, 4K029BA11
, 4K029BA16
, 4K029BA21
, 4K029BA34
, 4K029BA55
, 4K029BA57
, 4K029BB02
, 4K029BC02
, 4K029BD03
, 4K029BD05
, 4K029CA03
, 4K029CA05
, 4K029DC02
, 4K029DC03
, 4K029DC04
, 4K029DC43
, 4K029DD06
, 4K029FA04
引用特許: