特許
J-GLOBAL ID:200903061185271891

画素回路及び表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 晴敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-372620
公開番号(公開出願番号):特開2007-171827
出願日: 2005年12月26日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】全ての階調にわたって移動度補正を適正化可能な画素回路を提供する。【解決手段】画素回路2は、ドライブトランジスタTrdの出力電流のキャリア移動度に対する依存性を打ち消すために、画素容量Csに保持された入力電圧Vgsを補正するスイッチングトランジスタTr4を備えている。これは、映像信号がサンプリングされている状態でドライブトランジスタTrdから出力電流を取り出し、これを画素容量Csに負帰還して入力電圧Vgsを補正する。ドライブトランジスタTrdのゲートGとドレインDの間に接続された付加容量Cgdを備えており、補正動作に伴って生じるドレイン電圧の上昇をゲートにカップリングし、以って低階調の映像信号での移動度補正に必要な時間を短縮し、これにより全階調での移動度補正時間を均一化する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
制御信号を供給する行状の走査線と映像信号を供給する列状の信号線とが交差する部分に配され、少なくともサンプリングトランジスタと、これに接続する画素容量と、これに接続するドライブトランジスタと、これに接続する発光素子とを含み、 前記サンプリングトランジスタは、所定のサンプリング期間に走査線から供給される制御信号に応じ導通して信号線から供給された映像信号を該画素容量にサンプリングし、 前記画素容量は、該サンプリングされた映像信号に応じて該ドライブトランジスタのゲートとソース間に入力電圧を印加し、 前記ドライブトランジスタは、所定の発光期間中該入力電圧に応じた出力電流を該発光素子に供給し、該出力電流は該ドライブトランジスタのチャネル領域のキャリア移動度に対して依存性を有し、 前記発光素子は、該ドライブトランジスタから供給された出力電流により該映像信号に応じた輝度で発光する画素回路において、 該出力電流のキャリア移動度に対する依存性を打ち消すために、該画素容量に保持された該入力電圧を補正する補正手段を備えており、 前記補正手段は走査線から供給される制御信号に応じて該サンプリング期間の一部で動作し、該映像信号がサンプリングされている状態で該ドライブトランジスタから出力電流を取り出し、これを該画素容量に負帰還して該入力電圧を補正し、 該ドライブトランジスタのゲートとドレインの間に接続された付加容量を備えており、以って該補正手段の動作を適正化することを特徴とする画素回路。
IPC (3件):
G09G 3/30 ,  G09G 3/20 ,  H01L 51/50
FI (5件):
G09G3/30 J ,  G09G3/20 611H ,  G09G3/20 624B ,  G09G3/20 641D ,  H05B33/14 A
Fターム (17件):
3K107AA01 ,  3K107BB01 ,  3K107CC02 ,  3K107CC33 ,  3K107EE03 ,  3K107HH04 ,  3K107HH05 ,  5C080AA06 ,  5C080BB05 ,  5C080DD03 ,  5C080DD28 ,  5C080EE29 ,  5C080FF11 ,  5C080JJ02 ,  5C080JJ03 ,  5C080JJ04 ,  5C080JJ05
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る