特許
J-GLOBAL ID:200903061810526062

適応フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203762
公開番号(公開出願番号):特開平9-034470
出願日: 1995年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【目的】 フィルタ係数の発散を抑制しながら常に適応動作を安定させる。【構成】 排気ダクト1内を伝搬する騒音を1次マイクロホン2で収音し、その騒音信号を増幅器3で増幅しA/Dコンバータ4でディジタル化した後、FIR適応型ディジタルフィルタ5に供給する。このFIR適応型ディジタルフィルタ5の出力信号は、D/Aコンバータ6でアナログ化され増幅器7で増幅されてスピーカ8に供給され、このスピーカ8の音波により騒音を打ち消す。更に、この消音の誤差を2次マイクロホン9で収音し、その誤差信号を増幅器10で増幅しA/Dコンバータ11でディジタル化した後、フィルタ係数演算部12に供給する。フィルタ係数演算部12は、FIR適応型ディジタルフィルタ5の出力信号が所定の基本値よりも小さいときは第1の演算に基づいて、また上記出力信号が上記基本値以上のときは第2の演算に基づいてフィルタ係数の更新を行う。
請求項(抜粋):
設定されたフィルタ係数を用いて入力信号に対し所定のフィルタリング処理を実行するFIR適応型ディジタルフィルタと、該FIR適応型ディジタルフィルタの出力信号を入力し、この出力信号の絶対値が予め定めた基本値よりも小さいとき、上記設定済みのフィルタ係数に対して第1の演算を施して得た値を上記FIR適応型ディジタルフィルタの新たなフィルタ係数として設定し、上記出力信号の絶対値が上記基本値以上のとき、上記設定済みのフィルタ係数に対して第2の演算を施して得た値を上記FIR適応型ディジタルフィルタの新たなフィルタ係数として設定するフィルタ係数演算部と、を具備し、上記第1及び第2の演算は、これらにより同一のフィルタ係数に対して演算を施したとき、上記第1の演算を施して得た値に比べて、上記第2の演算を施して得た値の方が絶対値が小さくなる状態に構成されたことを特徴とする適応フィルタ。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/06 ,  G10K 11/16 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 21/00
FI (5件):
G10K 11/16 H ,  F01N 1/06 F ,  H03H 17/02 601 M ,  H03H 21/00 ,  G10K 11/16 B
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 車室内騒音低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-315317   出願人:富士重工業株式会社
  • 能動騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-207792   出願人:三菱電機株式会社
  • 能動型騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-176980   出願人:日産自動車株式会社, 株式会社日立製作所
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