特許
J-GLOBAL ID:200903062514416363
高Cr含有鋼の連続鋳造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
溝上 満好
, 溝上 哲也
, 岩原 義則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-253956
公開番号(公開出願番号):特開2007-061886
出願日: 2005年09月01日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】 大断面の高Cr含有鋼を、大型の圧下設備を使用することなく、しかも、難しい制御を必要とせずに製造する。【解決手段】 Cr含有量が5質量%以上の高Cr含有鋼を、縦横比が1.5〜4.0で、かつ鋳型幅が500mm以上の鋳型を用いて鋳造する。鋳片長辺面の片側の凝固シェル厚みが50mmを超えない位置から、100×(Tc-To)/To>2(%)(Tc:鋳片長辺面幅中央部の鋳片厚み(mm)、To:鋳片短辺厚み(mm))を満たす条件で鋳片を厚み方向にバルジングさせた後、鋳片内部を完全に凝固させた鋳片を、鋳片短辺厚みの1.5%以上の厚みを圧下する。【効果】 大型の圧下設備を使用せず、難しい制御を必要とせずに、5質量%以上のCrを含有する大断面の高Cr含有鋼を、内部欠陥を抑制して製造できる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
未凝固部を含む鋳片を一旦バルジングさせた後に、鋳片内部が完全に凝固した鋳片を、圧下ロール対を用いて連続鋳造機内で厚み方向に圧下する連続鋳造方法であって、
Cr含有量が5質量%以上の高Cr含有鋼を、
鋳型幅を鋳型厚みで除した比が1.5〜4.0で、かつ鋳型幅が500mm以上の鋳型を用いて鋳造し、
鋳片長辺面の片側の凝固シェル厚みが50mmを超えない位置から、下記式を満たす条件で鋳片を厚み方向にバルジングさせた後、
鋳片内部を完全に凝固させた鋳片を、鋳片短辺厚みの1.5%以上の厚みを圧下することを特徴とする高Cr含有鋼の連続鋳造方法。
100×(Tc-To)/To>2(%)
但し、Tc:鋳片長辺面幅中央部の鋳片厚み(mm)
To:鋳片短辺厚み(mm)
IPC (5件):
B22D 11/128
, B22D 11/00
, B22D 11/04
, B22D 11/16
, B22D 11/20
FI (5件):
B22D11/128 350A
, B22D11/00 A
, B22D11/04 311F
, B22D11/16 C
, B22D11/20 C
Fターム (5件):
4E004AA06
, 4E004KA13
, 4E004MC07
, 4E004MC20
, 4E004NC04
引用特許:
出願人引用 (7件)
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特開平3-248744号公報
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特開平3-281050号公報
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大断面ステンレス鋼鋳片を素材とする丸鋼の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-062546
出願人:山陽特殊製鋼株式会社
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連続鋳造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-132230
出願人:住友金属工業株式会社
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特開昭55-114404号公報
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特公平6-28784号公報
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連続鋳造における鋳片軽圧下方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-334123
出願人:住友金属工業株式会社
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審査官引用 (7件)
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特開平3-281050
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特開平3-248744
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鋼の連続鋳造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-142466
出願人:住友金属工業株式会社
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鋼の連続鋳造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-289326
出願人:山陽特殊製鋼株式会社
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特公平6-028784
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複層鋳片の連続鋳造スタート方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-128053
出願人:新日本製鐵株式会社
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鋼の連続鋳造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-077830
出願人:住友金属工業株式会社
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