特許
J-GLOBAL ID:200903062739268592
深絞り性と強度-延性バランスに優れた高強度冷延鋼板および高強度溶融亜鉛めっき鋼板ならびにその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-137414
公開番号(公開出願番号):特開2008-291304
出願日: 2007年05月24日
公開日(公表日): 2008年12月04日
要約:
【課題】深絞り性と強度-延性バランスに優れた高強度冷延鋼板を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.2%、Si:0.1〜2.0%、Al:0.005〜1.5%を含み、Mn、P、S、Nを適正量含み、かつSi+Al:0.5〜2.5%に調整した組成と、ベイナイトとマルテンサイトを主体とする組織とを有する熱延コイルに、550°C〜Ac1点の範囲に1h以上保持するバッチ熱延板焼鈍工程と、冷延工程と、冷延板にAc1点〜(Ac1点+50°C)の平均昇温速度を5°C/s以上としてAc1〜Ac3の温度まで加熱し、5s以上保持する連続再結晶焼鈍と、ついで5°C/s以上の冷却速度で350〜500°Cまで冷却し、該温度に10〜600s保持するオーステンパー処理とを施す再結晶焼鈍工程と、を順次施す。これにより、主相として体積率で70%以上のフェライトと、少なくとも体積率で3%以上の残留オーステナイトを含む平均粒径が3μm以下の第二相とからなる複合組織を有し、r値が1.1以上でかつ強度-延性バランスTS×ELが22000MPa・%以上である高強度冷延鋼板が得られる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、
C:0.05〜0.2%、 Si:0.1〜2.0%、
Mn:0.5〜3.0%、 P:0.10%以下、
S:0.02%以下、 Al:0.005〜1.5%、
N:0.02%以下
を含み、かつSi、Alを合計で0.5〜2.5%の範囲に調整して含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、主相であるフェライトと第二相とからなる複合組織とを有し、前記フェライトを体積率で70%以上、前記第二相が、少なくとも体積率で3%以上の残留オーステナイトを含み、該第二相の平均結晶粒径が3μm以下であり、r値が1.1以上でかつ引張強さTSと伸びElの積(強度-延性バランス)TS×Elが22000MPa・%以上であることを特徴とする、深絞り性と強度-延性バランスに優れた高強度冷延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00
, C22C 38/06
, C22C 38/58
, C21D 9/48
FI (5件):
C22C38/00 301U
, C22C38/00 301T
, C22C38/06
, C22C38/58
, C21D9/48 J
Fターム (44件):
4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA09
, 4K037EA11
, 4K037EA15
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA28
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EA36
, 4K037EB06
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037EB12
, 4K037EC01
, 4K037FA01
, 4K037FA02
, 4K037FA03
, 4K037FC07
, 4K037FD04
, 4K037FE01
, 4K037FE06
, 4K037FF01
, 4K037FF02
, 4K037FG01
, 4K037FG03
, 4K037FH01
, 4K037FJ01
, 4K037FJ05
, 4K037FK02
, 4K037FK03
, 4K037FL01
, 4K037FL02
, 4K037GA05
, 4K037JA06
引用特許:
出願人引用 (9件)
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特公昭55-10650号公報
-
特開昭55-100934号公報
-
特公平1-35900号公報
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審査官引用 (5件)
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