特許
J-GLOBAL ID:200903063029847891

自己形成光導波路及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-290914
公開番号(公開出願番号):特開2005-062364
出願日: 2003年08月08日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】溶剤を用いずに、伝送損失の小さい自己形成光導波路を容易に形成する。【解決手段】(a)のように、直方体の上面が開口となった形のアクリル製の透明容器3に第1の硬化性樹脂液1を充填し、プラスチック光ファイバ4を浸漬した。プラスチック光ファイバ4を通してレーザ光を第1の硬化性樹脂液1に照射した。第1の硬化性樹脂液1に照射されたレーザ光により徐々に硬化し、自己集光性によって軸状のコア5が形成された(b)。透明容器3の開口部から、未硬化の第1の硬化性樹脂液1を除去した。このとき、(c)のようにコア5表面及び透明容器3の内面に未硬化の第1の硬化性樹脂液11が付着し、残存した。次に上記第2の硬化性樹脂液2を透明容器3に充填した。この際、未硬化の第1の硬化性樹脂液11は第2の硬化性樹脂液2の中に分散する。この後、第2の硬化性樹脂液2を紫外光を用いて光硬化させてクラッドを形成した(d)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも一部が柱状のコアと、その周囲を屈折率の低いクラッドで覆った自己形成光導波路であって、 コアを形成する樹脂は、ある波長にて光硬化可能な第1の硬化性樹脂液の硬化物であり、 クラッドを形成する樹脂は、主として、前記第1の硬化性樹脂液とは少なくとも組成が異なり、前記第1の硬化性樹脂と相溶性を有する第2の硬化性樹脂液の硬化物であり、 前記第1の硬化性樹脂液と前記第2の硬化性樹脂液はいずれも粘度が1500mPa4s以下であり、 前記第1の硬化性樹脂液の溶解性パラメータと前記第2の硬化性樹脂液の溶解性パラメータの差は4.4MPa1/2以下であることを特徴とする自己形成光導波路。
IPC (3件):
G02B6/12 ,  G02B6/122 ,  G02B6/13
FI (3件):
G02B6/12 N ,  G02B6/12 M ,  G02B6/12 D
Fターム (9件):
2H047KA04 ,  2H047KA12 ,  2H047LA09 ,  2H047LA14 ,  2H047MA05 ,  2H047MA07 ,  2H047PA22 ,  2H047PA28 ,  2H047QA05
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (7件)
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