特許
J-GLOBAL ID:200903064390725780
焼却灰の処理方法及び処理設備
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中井 潤
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-096467
公開番号(公開出願番号):特開2007-268398
出願日: 2006年03月31日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】都市ごみ焼却灰等をセメント原料としてリサイクルするにあたり、設備コスト及び運転コストを低く抑える。【解決手段】焼却灰Aを水洗してケーキCとろ液Lとに分離し、分離したケーキをセメント原料としてセメント製造工程に供給し、セメント製造工程のセメントキルン13のキルン尻から最下段のサイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気し、抽気した燃焼ガスから塩素バイパスダストを回収し、回収したダストを焼却灰とともに水洗して水溶性塩素化合物を除去する。焼却灰と塩素バイパスダストとの水洗を同時に行うため、設備コスト等が低下する。主灰BAから異物を除去してセメント製造工程に供給し、飛灰FAのみを水洗してもよい。水洗後得られたろ液に溶出するタリウム、鉛、セレンから選択される一つ以上の物質を硫化剤及び/又は還元剤の添加により除去することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
焼却灰を水洗してケーキとろ液とに分離し、
分離したケーキをセメント原料としてセメント製造工程に供給し、
該セメント製造工程のセメントキルンのキルン尻から最下段のサイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気し、
抽気した燃焼ガスからダストを回収し、
回収したダストを前記焼却灰とともに水洗することを特徴とする焼却灰の処理方法。
IPC (4件):
B09B 5/00
, C02F 1/70
, C02F 1/62
, C04B 7/38
FI (4件):
B09B5/00 N
, C02F1/70 Z
, C02F1/62 Z
, C04B7/38
Fターム (22件):
4D004AA36
, 4D004AB03
, 4D004BA02
, 4D004CA13
, 4D004CA40
, 4D004CA43
, 4D004CB50
, 4D004DA02
, 4D004DA06
, 4D038AA08
, 4D038AB74
, 4D038AB75
, 4D038AB80
, 4D038BA04
, 4D038BB17
, 4D050AA13
, 4D050AB59
, 4D050BA05
, 4D050BA10
, 4D050BD03
, 4D050BD06
, 4D050CA15
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
国際公開第WO97/21号パンフレット
-
セメント原料化処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-156202
出願人:太平洋セメント株式会社
-
廃棄物の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-039227
出願人:太平洋セメント株式会社
-
鉛分を含む廃棄物の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-041273
出願人:太平洋セメント株式会社
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示
前のページに戻る