特許
J-GLOBAL ID:200903064754587559

ヨウ化水素酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 林 信之 ,  安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-177640
公開番号(公開出願番号):特開2009-023847
出願日: 2007年07月05日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
【課題】偏光フィルム等を製造する際に生じる廃液からヨウ化水素酸を製造すると共に、廃液中のホウ素も効率よく回収することができるヨウ化水素酸の製造方法を提供する。【解決手段】ヨウ素:全ヨウ素量で2〜300g/リットル、ホウ素:0〜50g/リットル、カリウム:0.6〜92g/リットル及び水溶性有機化合物TOC:0〜50g/リットルを含有する廃液をpHが7以下になるように調整した後、電気透析法により廃液中のヨウ素をヨウ化カリウム濃縮液として分離する。そして、ヨウ化カリウム濃縮液は、バイポーラ膜電気透析法により、ヨウ化水素酸水溶液と水酸化カリウム水溶液とに分離した後、蒸留精製してヨウ化水素酸を得る。また、廃液からヨウ素が分離された第1脱塩液は、pHが11以上となるように調整した後、電気透析法により前記脱塩液中のホウ素をホウ酸濃縮液として分離し、更にこのホウ酸濃縮液からホウ酸を晶析させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ヨウ素:全ヨウ素量で2〜300g/リットル、カリウム:0.6〜92g/リットルを含有する廃液からヨウ化水素酸を製造する方法であって、 前記廃液をpHが7以下になるように調整した後、電気透析法により前記廃液中のヨウ素をヨウ化カリウム濃縮液として分離する工程と、 前記ヨウ化カリウム濃縮液を、バイポーラ膜電気透析法により、ヨウ化水素酸水溶液と水酸化カリウム水溶液とに分離する工程とを有することを特徴とするヨウ化水素酸の製造方法。
IPC (3件):
C01B 7/13 ,  C01B 35/10 ,  B01D 61/44
FI (3件):
C01B7/13 ,  C01B35/10 A ,  B01D61/44 500
Fターム (11件):
4D006GA17 ,  4D006KA03 ,  4D006KD17 ,  4D006KE11R ,  4D006KE15R ,  4D006PA04 ,  4D006PB08 ,  4D006PB27 ,  4D006PB28 ,  4D006PB70 ,  4D006PC80
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る