特許
J-GLOBAL ID:200903065030934423

廃酸液の処理方法及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-022113
公開番号(公開出願番号):特開2008-188479
出願日: 2007年01月31日
公開日(公表日): 2008年08月21日
要約:
【課題】鉄鋼製造工場の構内の各処理設備から排出される、液組成が異なる各種の廃塩酸の混合物を液組成の変動に拘らず効率よく処理する方法及び装置を提供する。 【解決手段】各処理設備から送り込まれる廃酸液を収容し混合する廃酸液混合工程、混合廃酸液に中和剤を添加して水酸化第二鉄を生成するpH調整工程、水酸化第二鉄を凝集させる凝集工程、凝集した汚泥を廃塩酸から分離する汚泥分離工程を有し、前記混合廃酸液のpH調整工程において、空気ブロアーと液循環ポンプを備えたエジェクター(9)を介して廃酸液中に、空気を吹き込み、溶存酸素濃度を2ppm以上に保持すると共に、中和剤(Ca(OH)2)を添加して浴液のpHを8以上に調整することにより液中の第1鉄イオンの全量を水酸化第二鉄に変換し液中から分離除去する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
鉄鋼製造工場から発生する各種の廃塩酸を収容し混合する廃酸液混合工程、混合廃酸液に中和剤を添加し液中の鉄分を水酸化第二鉄として析出させるpH調整工程、凝集剤を加えて水酸化第二鉄を凝集させる凝集工程、凝集した汚泥を廃酸液から分離する汚泥分離工程を有する鉄分含有廃塩酸の処理方法において、前記混合廃酸液のpH調整工程で、浴液中に空気を吹き込み溶存酸素濃度を2ppm以上に保持すると共に、中和剤を添加して浴液のpHを8以上に調整することにより、液中の第1鉄イオンの略全量を水酸化第二鉄に変換することを特徴とする廃酸液処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/64 ,  C02F 1/74 ,  C02F 1/56
FI (3件):
C02F1/64 Z ,  C02F1/74 Z ,  C02F1/56 K
Fターム (38件):
4D015BA06 ,  4D015BA19 ,  4D015BA23 ,  4D015BB05 ,  4D015CA17 ,  4D015DB02 ,  4D015EA15 ,  4D015EA16 ,  4D015EA32 ,  4D015FA01 ,  4D015FA02 ,  4D015FA19 ,  4D015FA24 ,  4D015FA28 ,  4D038AA08 ,  4D038AB66 ,  4D038AB79 ,  4D038AB82 ,  4D038BA02 ,  4D038BA04 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4D038BB16 ,  4D038BB18 ,  4D050AA13 ,  4D050AB55 ,  4D050BB01 ,  4D050BD02 ,  4D050BD03 ,  4D050BD06 ,  4D050BD08 ,  4D050CA13 ,  4D050CA16 ,  4K053PA02 ,  4K053RA19 ,  4K053YA06 ,  4K053YA12 ,  4K053YA27
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (7件)
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