特許
J-GLOBAL ID:200903068083759398

ガスタービンエンジンの2次エア供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-032103
公開番号(公開出願番号):特開2006-220016
出願日: 2005年02月08日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】 アウタシャフトを支持する軸受の軸方向荷重を増大させることなく、2次エアの効果的な冷却を実現したガスタービンエンジンの2次エア供給装置を提供する。【解決手段】 インペラ背面室44では、高圧旋回空気の圧力によってインペラホイール9が前方に付勢されるが、高圧旋回空気がインペラ背面室44の最も内径側に位置する旋回空気冷却タービン59から流出するため、インペラ背面室44内で淀むことが無い。そのため、インペラ背面室44内の平均圧力が小さくなり、インペラホイール9(すなわち、アウタシャフト7)に作用する前方への付勢力(軸方向荷重)も比較的小さいものとなる。一方、高圧空気室43の高圧空気は中間室45に導入され、これにより、中間室45では、導入された高圧空気の圧力によってロータ51(すなわち、アウタシャフト7)に後方への軸方向荷重が作用する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
低圧コンプレッサならびに低圧タービンが連結されたインナシャフトと、高圧コンプレッサならびに高圧タービンが連結され且つ前記インナシャフトと二重軸の関係をなすアウタシャフトと、前記インナシャフトならびに前記アウタシャフトの軸端部を個々に支持するための複数の軸受をそれぞれの内部に軸方向に離間配置された複数の軸受箱と、前記高圧コンプレッサから取り出した高圧空気の一部を前記各軸受箱に設けられたシール部に導入するためのシールエア導入手段とを有するガスタービンエンジンの2次エア供給装置であって、 前記シールエア導入手段が、 前記アウタシャフトの周囲に形成され、前記各軸受箱に設けられたシール部の外側に連通するシールエア供給路と、 前記高圧コンプレッサの吐出した高圧空気が流入する高圧空気室と、前記高圧コンプレッサのインペラ背面側に流出した高圧旋回空気が流入するインペラ背面室とを区画する隔壁と、 前記高圧タービンのディスク部前面側に形成され、前記高圧空気室内の高圧空気を前記シールエア供給路に導入する高圧空気冷却タービンと、 前記インペラ背面室の内周側に形成され、前記高圧旋回空気を前記シールエア供給路に導入する旋回空気冷却タービンと を備えたことを特徴とするガスタービンエンジンの2次エア供給装置。
IPC (2件):
F02C 7/18 ,  F01D 11/04
FI (4件):
F02C7/18 A ,  F02C7/18 D ,  F02C7/18 E ,  F01D11/04
Fターム (3件):
3G002HA02 ,  3G002HA10 ,  3G002HA18
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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