特許
J-GLOBAL ID:200903068655305440

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下山 冨士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-132162
公開番号(公開出願番号):特開2008-285902
出願日: 2007年05月17日
公開日(公表日): 2008年11月27日
要約:
【課題】効率良く振動のエネルギー吸収が可能で、建物の剛性を高める耐震機能を併せ持つ制振装置を提供する。【解決手段】建物の軸組みフレームに取り付けられる制振装置20であって、上部取付金具を用いて軸組みフレームの上部仕口部に連結された一対構成のブレース9と、軸組みフレームの下部に設置された箱型状のケース1と、このケース1に設けた一対の軸2により隅部を回動可能に支持された一対構成の可動プレート8と、粘弾性材14とこの粘弾性材14を挟んだケース取付板13、プレート取付板12とを具備し、ケース1と可動プレート8との間に介在配置した粘弾性体4と、可動プレート8の他端側に配置した前記可動プレート8を介してブレース9に張力を作用する張力付与機構部17とを具備し、軸2とプレート取付板12の可動プレート8に対する取り付け位置との寸法を、軸2と前記隅部との寸法より大きく設定する制振機構部を有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
建物の柱と梁とから構成される軸組みフレームに取り付けられる制振装置であって、 上部取付金具を用いて他端側を軸組みフレームの上部仕口部に連結したブレースと、 前記軸組みフレームの下部に設置され、前記ブレースの一端側の下部取付金具に連結されて、振動に伴う前記ブレースの変位を変位拡大機構により拡大して粘弾性体を変形させこの粘弾性体のせん断変形により振動エネルギーを吸収するとともに、前記ブレースに張力を付与する張力付与機構部を備えた制振機構部と、 を有することを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/04
FI (2件):
E04H9/02 311 ,  F16F15/04 A
Fターム (13件):
2E139AA01 ,  2E139AA17 ,  2E139AC04 ,  2E139AD04 ,  2E139BA17 ,  2E139BA50 ,  2E139BC01 ,  2E139BC04 ,  2E139BD16 ,  3J048AA06 ,  3J048AC05 ,  3J048BD08 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 木造家屋の耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-335378   出願人:株式会社鴻池組
  • 制振壁パネル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-265108   出願人:ミサワホーム株式会社
  • 建物の制震構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-347048   出願人:東海ゴム工業株式会社
審査官引用 (4件)
  • 建物の制震構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-347048   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • ブレース
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-078230   出願人:有限会社貝建築設計事務所
  • 建物の制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-239192   出願人:株式会社新井組
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