特許
J-GLOBAL ID:200903068733348231

金型とその製造方法及びそれを用いて作製した成型品

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-326659
公開番号(公開出願番号):特開2008-137306
出願日: 2006年12月04日
公開日(公表日): 2008年06月19日
要約:
【課題】光学部品など、ナノレベルでの精度を必要とする金型成形において、従来のような形状の改良や離型剤をスプレー塗布するような方法では、離型剤膜厚にばらつきが生じるため、精度が悪くなる。さらに、成型品に離型剤が付着すると不都合な場合もある。しかしながら、離型剤を使用しない金型は、未だ実用化されていない。【課題を解決するための手段】本発明の金型は、ナノレベルで膜厚が均一で、且つ表面エネルギーを制御した撥水撥油性のフッ化炭素系化学吸着膜を、離型膜として金型表面に形成したものである。このことにより、ナノメートルレベルの超微細形状を有していても、成型物の流動性や入り込み性に優れ、高精度の成形を行えるようになる。さらに離型剤塗布が不要となり、離型剤が成型品に付着するのを防止できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
表面に高耐久性の離型性複合膜が形成された金型であって、前記被膜が、フッ化炭素基と炭化水素基を主成分とする長鎖物質とフッ化炭素基と炭化水素基とシリル基を主成分とする短鎖物質とシロキサン基を主成分とする物質を含む複合膜であることを特徴とする離型性金型。
IPC (1件):
B29C 33/58
FI (1件):
B29C33/58
Fターム (6件):
4F202AH73 ,  4F202AJ09 ,  4F202CA30 ,  4F202CB01 ,  4F202CM47 ,  4F202CM84
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (9件)
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