特許
J-GLOBAL ID:200903069112459893

車両の挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大庭 咲夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-369727
公開番号(公開出願番号):特開2002-173014
出願日: 2000年12月05日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】【課題】 ロック機構付きセンターデフを搭載した車両においても、スピン、ドリフトアウトなどの車両の挙動異常を的確に修正する。【解決手段】 車両に挙動異常が発生したとき、マイクロコンピュータは、各輪ごとに設けた制動装置を制御して、各輪の実車輪速度を目標車輪速度に一致させて車両の挙動を修正する。センターデフがアンロック状態にあれば、旋回内側前輪の車輪速度及び車両の運動状態量を用いて車両の挙動を修正するための他の3輪の目標車輪速度をそれぞれ計算する(S28〜S32)。センターデフがロック状態にあれば、旋回内側前輪の車輪速度及び車両の運動状態量を用いて車両の挙動を修正するための旋回外側前後輪の目標車輪速度をそれぞれ計算するとともに、旋回内側後輪の目標車輪速度を基準車輪速度と旋回外側前輪の目標車輪速度との合計値から旋回外側後輪の目標車輪速度を減算した値に計算する(S34〜S40)。
請求項(抜粋):
左右前輪及び左右後輪からなる4輪の制動力を独立に制動可能な制動装置と、アンロック状態にて前後輪間の回転数差を許容するとともにロック状態にて前後輪の回転数差を禁止するロック機構付きセンターディファレンシャルとを備えた車両に適用され、車両旋回時における車両の挙動異常の検出に応答して車両の挙動を修正する車両の挙動制御装置において、前記4輪の各車輪速度をそれぞれ検出する車輪速度センサと、車両の運動状態量を検出する運動状態量検出手段と、前記検出された車両の運動状態量を用いて車両の挙動を修正するための複数の目標車輪速度をそれぞれ計算する第1目標車輪速度計算手段と、前記検出された車両の運動状態量を用いて車両の挙動を修正しかつセンターディファレンシャルのロック状態による前後輪の回転数差の禁止の影響を受けないようにするための複数の目標車輪速度を計算する第2目標車輪速度計算手段と、前記センターディファレンシャルがアンロック状態にあるとき、前記第1目標車輪速度計算手段によって計算された各目標車輪速度及び前記車輪速度センサによって検出された車輪速度を用いて、複数の車輪の車輪速度が前記計算された各目標車輪速度になるように前記制動装置を制御し、また前記センターディファレンシャルがロック状態にあるとき、前記第2目標車輪速度計算手段によって計算された各目標車輪速度及び前記車輪速度センサによって検出された車輪速度を用いて、複数の車輪の車輪速度が前記計算された各目標車輪速度になるように前記制動装置を制御する制動制御手段とを備えたことを特徴とする車両の挙動制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ZYW ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/58 ZYW A ,  B60T 8/58 F
Fターム (11件):
3D046BB21 ,  3D046BB28 ,  3D046BB31 ,  3D046BB32 ,  3D046HH08 ,  3D046HH22 ,  3D046HH25 ,  3D046HH26 ,  3D046HH36 ,  3D046JJ02 ,  3D046JJ06
引用特許:
審査官引用 (7件)
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