特許
J-GLOBAL ID:200903069363150743

ジオレフィンのヒドロシアノ化および非共役2-アルキル-3-モノアルケンニトリル類の異性化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-511007
公開番号(公開出願番号):特表2002-509550
出願日: 1998年07月23日
公開日(公表日): 2002年03月26日
要約:
【要約】非共役の非環式ニトリルを生成するためのジオレフィン性化合物のヒドロシアノ化に有用な改良された液相プロセス、および、そのニトリルの、特に3-および/または4-モノアルケンニトリルへの異性化の液相プロセス。その改良点は、ゼロ価ニッケルと多座ホスファイト配位子との存在下でそのプロセスを実施することを伴う。新規な多座ホスファイト配位子およびそれから作成される触媒前駆体化合物も同様に開示する。
請求項(抜粋):
非環式脂肪族ジオレフィン性化合物とHCNの源とを反応させることを含む、ジオレフィン性化合物の液相ヒドロシアノ化および得られる非共役の2-アルキル-3-モノアルケンニトリルの引き続く異性化のための改良されたプロセスであって、ゼロ価ニッケルと以下に示す式I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIおよびXIVで表わされる化合物からなる群から選択される少なくとも1つの多座ホスファイト配位子とを含む触媒前駆体組成物の存在下で、前記ヒドロシアノ化および引き続く異性化を実施することを特徴とする改良されたプロセス(式中、 それぞれのR1は、独立的に、1〜12炭素原子の第1級、第2級もしくは第3級炭化水素基、またはCH2OR3(R3はC1〜C12のアルキルである)であり、少なくとも1つのR1は、第1級炭化水素基またはCH2OR3でなければならないことを条件とし; それぞれのR2は、独立的に、H、ハロゲン、1〜12炭素原子の第1級もしくは第2級炭化水素基、OR3(R3はC1〜C12のアルキルである)、またはCO2R3'(R3'はアリールまたはC1〜C12のアルキルである)であり; それぞれのR2'は、独立的に、H、ハロゲン、CHO、1〜12炭素原子の第1級、第2級もしくは第3級炭化水素基、OR3(R3はC1〜C12のアルキルである)、CO2R3'(R3'はアリールまたはC1〜C12のアルキルである)、またはC(R3)(O)(R3はC1〜C12のアルキルである)であり; それぞれのR4は、独立的に、H、1〜12炭素原子の第1級もしくは第2級炭化水素基、またはCO2R3(R3はC1〜C12のアルキルである)であり;および それぞれのR4'は、独立的に、H、1〜12炭素原子の第1級もしくは第2級炭化水素基、またはアリールである。)。
IPC (4件):
C07C253/10 ,  B01J 31/22 ,  C07C255/07 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C253/10 ,  B01J 31/22 Z ,  C07C255/07 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (6件)
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