セルロース溶剤による溶解と加水分解の組合せによるバイオマス処理方法

発明者： ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (4件)：日比紀彦 , 岸本瑛之助 , 渡邊彰 , 清末康子
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-039456
公開番号（公開出願番号）：特開2006-223152
出願日： 2005年02月16日
公開日（公表日）： 2006年08月31日
要約：

【課題】単糖もしくはオリゴ糖、場合によっては多糖類を効率良くしかも簡易に製造する処理方法を提供する。【解決手段】多糖類系バイオマスをセルロース溶剤に溶解する工程と、該溶剤中において、同バイオマスを加水分解する工程とを組合せることにより、単糖、オリゴ糖および多糖類などの水解物を製造する。上記セルロース溶剤は、アルデヒド系、SO2-アミン系、NO-X系、LiCl系、含硫黄系、含窒素系、有機酸類、有機塩類、有機系溶媒である非水系溶剤のうち溶解工程において酸分解を伴なわない溶剤、もしくはアミンオキシド系、濃無機酸類、濃無機塩類、アルカリ系である含水系溶剤のうち溶解工程において酸加水分解を伴なわない溶剤の少なくとも1つである。多糖類系バイオマスは好ましくはリグノセルロースである。LiCl系溶剤は好ましくはLiCl/DMAc(塩化リチウム/ジメチルアセトアミド)である。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

多糖類系バイオマスをセルロース溶剤に溶解する工程と、該溶剤中において、同バイオマスを加水分解する工程とを組合せることにより、単糖、オリゴ糖および多糖類などの水解物を製造する方法において、上記セルロース溶剤が、アルデヒド系、SO2-アミン系、NO-X系、LiCl系、含硫黄系、含窒素系、有機酸類、有機塩類、有機系溶媒である非水系溶剤のうち溶解工程において酸分解を伴なわない溶剤、もしくはアミンオキシド系、濃無機酸類、濃無機塩類、アルカリ系である含水系溶剤のうち溶解工程において酸加水分解を伴なわない溶剤の少なくとも1つであることを特徴とするバイオマス処理方法。

IPC (3件)：

C13K 1/02 , B01J 3/00 , C08L 97/02

FI (3件)：

C13K1/02 , B01J3/00 A , C08L97/02

Fターム (22件)：

4D004AA12 , 4D004BA06 , 4D004CA04 , 4D004CA20 , 4D004CA34 , 4D004CA39 , 4D004CA41 , 4D004CB13 , 4D004CC03 , 4D004CC04 , 4D004CC12 , 4J002AH001 , 4J002DD057 , 4J002DF006 , 4J002DG006 , 4J002EE016 , 4J002EF006 , 4J002EN006 , 4J002EP006 , 4J200AA08 , 4J200BA38 , 4J200EA17

引用特許：

審査官引用 (8件)

セルラーゼ含有再生セルロースを用いたセロオリゴ糖の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-138455 出願人：日本製紙株式会社
植物系繊維材料からグルコースを製造する方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-111577 出願人：株式会社植物化学研究所, 高橋弘
バイオマスの超臨界溶媒処理による組成物及びその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2000-015157 出願人：科学技術振興事業団

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