特許
J-GLOBAL ID:200903071701545400

車両の操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-169660
公開番号(公開出願番号):特開2008-001117
出願日: 2006年06月20日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】 運転者による操舵ハンドル操作に対する転舵輪の転舵状態を適切に制御して、車両の運転を易しくした車両の操舵装置を提供すること。【解決手段】 保舵状態判定部41は、運転者による操舵ハンドル11の回動操作状態が通常操作状態か保舵操作状態かを判定する。通常操作状態であれば、変位-トルク変換部42、トルク-横加速度変換部43および転舵角変換部44の各処理により、操舵角θに対して指数関数的に変化する目標転舵角δdが計算される。一方、保舵操作状態であれば、変換部42,43,44の各処理により、保舵操舵角θhを仮想的な原点とし、操舵角θに対して指数関数的に変化する目標転舵角δdhが計算される。これにより、保舵操作状態においては、伝達比を小さくすることができ、運転者による操舵ハンドル11の回動操作に応じて、左右前輪FW1,FW2を適切に転舵させることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車両を操舵するために運転者によって操作される操舵ハンドルと、転舵輪を転舵するための転舵アクチュエータと、前記操舵ハンドルの操作に応じて前記転舵アクチュエータを駆動して前記転舵輪を非線形的に転舵制御する転舵制御装置とを備えたステアリングバイワイヤ方式の車両の操舵装置において、前記転舵制御装置を、 前記操舵ハンドルに対する運転者の操作入力値を検出する操作入力値検出手段と、 前記検出された操作入力値の変化量に基づいて、同変化量の大きな前記操舵ハンドルの操作状態を表す通常操作状態と、前記変化量の小さな前記操舵ハンドルの操作状態を表す保舵操作状態とを判定する操作状態判定手段と、 前記操舵ハンドルの操作状態が前記保舵操作状態であると判定されたとき、前記操作入力値の変化量に対する前記転舵輪の転舵量の比を表す伝達比が前記通常操作状態のときよりも小さくなる目標転舵角を前記検出された操作入力値を用いて計算する転舵角計算手段と、 前記計算された目標転舵角に応じて前記転舵アクチュエータを制御して前記転舵輪を同計算された目標転舵角に転舵する転舵制御手段とで構成したことを特徴とするステアリングバイワイヤ方式の車両の操舵装置。
IPC (1件):
B62D 6/00
FI (1件):
B62D6/00
Fターム (24件):
3D232CC01 ,  3D232DA03 ,  3D232DA04 ,  3D232DA15 ,  3D232DA16 ,  3D232DA23 ,  3D232DA29 ,  3D232DA33 ,  3D232DA64 ,  3D232DB20 ,  3D232DC03 ,  3D232DC08 ,  3D232DC09 ,  3D232DD01 ,  3D232DD02 ,  3D232DD03 ,  3D232DE06 ,  3D232EA01 ,  3D232EB05 ,  3D232EC23 ,  3D232EC29 ,  3D232EC31 ,  3D232EC37 ,  3D232GG01
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 車両の操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-002224   出願人:トヨタ自動車株式会社, アイシン精機株式会社
  • 特許第3494212号公報
  • 操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-006711   出願人:トヨタ自動車株式会社
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審査官引用 (7件)
  • 車両の操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-035991   出願人:トヨタ自動車株式会社, アイシン精機株式会社
  • 車両の操舵装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-378864   出願人:光洋精工株式会社
  • 電動パワーステアリング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-240847   出願人:光洋精工株式会社
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