特許
J-GLOBAL ID:200903072153583125

肝疾患治療用又は予防用の血中滞留型多相エマルション製剤及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 三枝 英二 ,  掛樋 悠路 ,  藤井 淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-317608
公開番号(公開出願番号):特開2007-119436
出願日: 2005年10月31日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】代謝・消失速度が非常に速く、重篤な副作用の危険も大きい生理活性物質の薬効向上を図るため、生体への安全性が高い乳化型キャリア(運搬体)を使って標的細胞組織部位にターゲッティングできる新しい製剤を開発する。【解決手段】本発明の肝実質細胞を標的とするキャリアには、1)50〜300nmの粒径、2)細網内皮系(RES)回避、3)レセプターと特異的に結合する分子鎖(ターゲッティングリガンド)を利用したターゲッティングの三位一体となる機能が必要である。1)については画期的なS/OサスペンションとS/O/Wエマルションの調製技術を見出したことにより、2)は乳化製剤に適した自己配向型RES回避誘導物質を探索し、その導入技術を開発したことにより、3)は乳化製剤に適した自己配向型肝実質細胞指向性物質を探索し、その導入技術を開発したことにより解決する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
油剤及び油性乳化剤を含む油相中に生理活性物質が封入されてなる油滴が外水相に分散している多相エマルションであって、 (1)前記生理活性物質が、水への溶解度が1μmol/L以上であり、かつ、油水分配係数が0.001以下であり、 (2)前記生理活性物質が、油滴中0.01〜25重量%の範囲で封入されている、ことを特徴とする、肝疾患治療用又は予防用の血中滞留型多相エマルション製剤。
IPC (9件):
A61K 9/113 ,  A61K 38/28 ,  A61P 1/16 ,  A61K 47/34 ,  A61K 47/44 ,  A61K 47/36 ,  A61K 47/42 ,  A61K 47/22 ,  A61K 47/26
FI (9件):
A61K9/113 ,  A61K37/26 ,  A61P1/16 ,  A61K47/34 ,  A61K47/44 ,  A61K47/36 ,  A61K47/42 ,  A61K47/22 ,  A61K47/26
Fターム (27件):
4C076AA18 ,  4C076AA95 ,  4C076BB13 ,  4C076CC29 ,  4C076DD09F ,  4C076DD59 ,  4C076DD66 ,  4C076EE23F ,  4C076EE30 ,  4C076EE41 ,  4C076EE53 ,  4C076FF16 ,  4C076FF31 ,  4C076FF63 ,  4C076FF68 ,  4C084AA03 ,  4C084BA44 ,  4C084CA53 ,  4C084DB34 ,  4C084MA05 ,  4C084MA22 ,  4C084MA66 ,  4C084NA05 ,  4C084NA10 ,  4C084NA12 ,  4C084NA13 ,  4C084ZA752
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 宮崎県工業技術センター・宮崎県食品開発センター研究報告, 1999, 平成10年度・第43号, 13-17ページ

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