特許
J-GLOBAL ID:200903072416377673

鉄道車両用軌間可変台車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153873
公開番号(公開出願番号):特開平10-001049
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 軌間を変更する際の軸箱と車体支持レールとの間の摩擦を低減するとともに、通常走行時に軸箱とロッキングブロックとの係合が外れないようする。【解決手段】 軌間可変台車100の軸箱20は、車体支持レール15上を転動する一対の回転ローラ31を介して車体支持レール15上を移動する。また、通常走行時には、ロッキングブロック9の下面に当接するスライドブロック41が、ロッキングピストン45により軸箱20に係止されているので、軸箱20はロッキングピストン9から浮上することができず、両者の係合が外れることはない。これに対して、軌間変更時には、車体支持レール15により上方に押動されるロッキングピストン押動棒47が、ロッキングピストン45を変位させて、スライドブロック41の軸箱20への係止を解除する。
請求項(抜粋):
台車枠の左右の側梁にそれぞれ懸架された左右一対の軸箱と、これらの軸箱間に架設され、かつ両端部がそれぞれ前記軸箱内で上下方向に変位可能に支持された固定車軸と、この固定車軸に嵌装されて軸線方向に変位可能とされるとともに、広い軌間に対応する位置と狭い軌間に対応する位置のいずれかの位置で前記軸箱と軸線方向に係合し、かつ前記軸箱が前記固定車軸から浮上したときに前記軸箱との係合が解除される左右一対の車軸外筒と、これら左右一対の車軸外筒にそれぞれ軸受を介して取り付けられた左右一対の車輪とを備えた鉄道車両用軌間可変台車において、軌間変更時に前記軸箱を持ち上げて前記固定車軸から浮上させる車体支持レール上を転動する回転ローラを有し、かつ前記軸箱を前記車体支持レールから上方に離間させる回転ローラ機構を前記軸箱に設けたことを特徴とする鉄道車両用軌間可変台車。
IPC (2件):
B61F 7/00 ,  B61F 5/00
FI (2件):
B61F 7/00 ,  B61F 5/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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