特許
J-GLOBAL ID:200903073188299264
蒸発燃料処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-062212
公開番号(公開出願番号):特開2007-239569
出願日: 2006年03月08日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】この発明は、燃料キャップ閉め忘れなどの大リークを迅速に診断検知することと、微細な漏れなどの極小リークを診断検知する高い精度を確保することとを、吐出容量の小さなポンプを利用して両立し、診断検知する頻度を高く維持することを目的とする。【解決手段】この発明は、燃料タンク内のタンク内圧の変化を診断して蒸発燃料制御通路の異常の有無を判定する異常判定部が備えられた制御手段を備えた蒸発燃料処理装置において、制御手段は、燃料タンクの給油実施有りの判定と内燃機関の運転中であることとを含む所定の診断条件成立中に、切換バルブとパージバルブとを閉状態とし、かつ減圧ポンプを停止状態とし、燃料タンク内を負圧状態とせずにこれらの状態を予め設定した所定時間維持した後、異常判定部によって燃料タンク内のタンク内圧の変化を予め設定した所定の内圧変化量と比較して異常の有無を判定する第一の判定を行うことを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを接続する蒸発燃料制御通路の途中に設けられて蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記蒸発燃料制御通路の途中に設けられて蒸発燃料を前記内燃機関の吸気通路に供給可能なパージバルブと、前記燃料タンク内のタンク内圧を検出する内圧検出手段と、前記キャニスタを大気に開放可能とする大気開放通路と、この大気開放通路に設けられて前記大気開放通路を大気に連通する状態と連通しない状態とに切り換える切換バルブと、前記燃料タンク内を負圧状態にすることが可能な減圧ポンプと、前記燃料タンク内のタンク内圧の変化を診断することにより前記蒸発燃料制御通路の異常の有無を判定する異常判定部が備えられた制御手段とを備えた蒸発燃料処理装置において、前記制御手段は、前記燃料タンクの給油実施有りの判定と前記内燃機関の運転中であることとを含む所定の診断条件成立中に、前記切換バルブと前記パージバルブとを閉状態とし、かつ前記減圧ポンプを停止状態とし、前記燃料タンク内を負圧状態とせずにこれらの状態を予め設定した所定時間維持した後、前記異常判定部によって燃料タンク内のタンク内圧の変化を予め設定した所定の内圧変化量と比較して異常の有無を判定する第一の判定を行うことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (11件):
3G044BA22
, 3G044DA02
, 3G044DA04
, 3G044DA07
, 3G044EA18
, 3G044EA32
, 3G044EA55
, 3G044FA04
, 3G044FA38
, 3G044FA39
, 3G044GA26
引用特許:
出願人引用 (13件)
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特許第3322119号公報
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蒸発燃料処理装置のリーク診断装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-170188
出願人:株式会社日立ユニシアオートモティブ
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特許第3322194号公報
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審査官引用 (4件)