特許
J-GLOBAL ID:200903073266860237

自動二輪車等のフロントフォーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-349410
公開番号(公開出願番号):特開2003-148543
出願日: 2001年11月14日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 フロントフォークにおいて、減衰力にさぼり、抜けが発生することを防止するとともに、更に、減衰力の正確な位置依存性を確保し、安定した減衰力を発生することができる自動二輪車等のフロントフォークを提供すること。【解決手段】 車体側チューブ11に取付けられ、内部に油室を形成したダンパシリンダ16と、車輪側チューブ12に取付けられ、ダンパシリンダ16内をピストン42を介して摺動するピストンロッド20とを有してなる自動二輪車等のフロントフォーク10において、ダンパシリンダ16の内周で、ピストン42の伸び切り端の側から全ストロークの略半分に渡る軸方向に、オリフィス溝70を形成したもの。
請求項(抜粋):
摺動自在に嵌合する車体側チューブと車輪側チューブ内に、前記車体側チューブに取付けられ、内部に油室を形成したダンパシリンダと、前記車輪側チューブに取付けられ、該ダンパシリンダの一端側から挿入され、該ダンパシリンダ内をピストンを介して摺動するピストンロッドと、該ダンパシリンダの他端側に設けられ、該ダンパシリンダ内の油室と可動隔壁部材を介して区画され、内部に気体を封入した体積補償室と、前記ピストンに設けた減衰装置と、前記ダンパシリンダ内の油室における前記ピストンに相対する位置に固定ピストンを設け、該固定ピストンに設けた減衰装置と、前記ダンパシリンダの一端側で前記ピストンロッドとの間に設けられ、前記ダンパシリンダ内の油室を密封する一方向性のシール部材と、を備えたダンパを内装し、前記ダンパの外側に、油室と該油室と自由界面を介して接触する気体室を形成し、該気体室を前記体積補償室に連通し、前記ダンパシリンダ内の油室の作動油が一定量以上になると、前記可動隔壁部材が移動し、該ダンパシリンダ内の作動油を前記体積補償室から前記気体室を経由して前記ダンパシリンダ外の油室に排出するブロー機能を備え、前記ダンパの外側に形成した油室と気体室に、前記車体側チューブと前記車輪側チューブを伸長方向に付勢する懸架スプリングを配設したオフロード走行用自動二輪車等のフロントフォークにおいて、前記ダンパシリンダの内周で、前記ピストンの伸び切り端の側から乗車静止時の圧縮位置に渡る軸方向に、オリフィス溝を形成したことを特徴とする自動二輪車等のフロントフォーク。
IPC (2件):
F16F 9/32 ,  B62K 25/08
FI (2件):
B62K 25/08 C ,  F16F 9/32 J
Fターム (7件):
3D014DE08 ,  3D014DE13 ,  3J069AA46 ,  3J069CC10 ,  3J069DD34 ,  3J069EE02 ,  3J069EE10
引用特許:
審査官引用 (9件)
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