特許
J-GLOBAL ID:200903074206452586

無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-287407
公開番号(公開出願番号):特開平10-115357
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 CVT及び定速機構からの回転をプラネタリギヤにて合成し、トルク循環により出力軸回転数が0となるギヤニュートラル(GN)点を有する無段変速機において、GN点への収束速度を速くする。【解決手段】 プーリ比が所定範囲内にあって、スロットルペダルがOFFでかつブレーキペダルがONである信号に基づき、ニュートラル状態が要求されていると判断すると、ニュートラル制御が作動して、プライマリ及びセカンダリの両プーリの軸力が所定範囲内になるように制御する。同時に、スロットル開度を制御してエンジン出力が制御され、入力軸に所定トルクが伝達される。これにより、エンジントルクが増加することに基づくCVTの入力トルクの増加により、該CVTのギヤニュートラル(GN)点への自己収束が速い速度で進行する。
請求項(抜粋):
動力源の出力軸に連動する入力軸と、車輪に連動する出力部材と、前記入力軸に連動する第1のプーリ、第2のプーリ、これら両プーリに巻掛けられたベルト及び前記第1及び第2のプーリのプーリ比を変更すべく前記両プーリに軸力を作用する軸力作動手段を有するベルト式無段変速装置と、少なくとも第1、第2及び第3の回転要素を有し、前記ベルト式無段変速装置のプーリ比の変更に基づき、前記両プーリ間でトルク伝達方向が変更されると共に、前記出力部材の出力トルク方向が変更されるように、前記第1の回転要素を前記入力軸に、前記第2の回転要素を前記第2のプーリに、前記第3の回転要素を前記出力部材にそれぞれ連動してなるプラネタリギヤと、を備えてなる無段変速機において、車輌走行状態を検出する検出手段からの信号に基づき、前記出力部材の回転数が0となるニュートラル状態を必要とする状況かを判断する判断手段と、該判断手段がニュートラル状態を必要とした場合、前記第1及び第2のプーリに作用する軸力差が所定範囲内になるように前記軸力作動手段を制御するニュートラル制御手段と、該ニュートラル制御手段の作動時に、前記入力軸に所定トルクが入力するように前記動力源を制御する入力トルク制御手段と、を備えてなることを特徴とする無段変速機。
IPC (6件):
F16H 37/02 ,  B60K 41/12 ,  F02D 29/00 ,  F02D 41/04 310 ,  F16H 9/00 ,  F16H 61/20
FI (6件):
F16H 37/02 R ,  B60K 41/12 ,  F02D 29/00 H ,  F02D 41/04 310 G ,  F16H 9/00 F ,  F16H 61/20
引用特許:
出願人引用 (9件)
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