特許
J-GLOBAL ID:200903075129154514

構造物における変形量計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 板垣 孝夫 ,  森本 義弘 ,  笹原 敏司 ,  原田 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-148851
公開番号(公開出願番号):特開2006-329628
出願日: 2005年05月23日
公開日(公表日): 2006年12月07日
要約:
【課題】構造物の変形量を安価な機器で且つ容易に計測し得る変形量計測方法を提供する。【解決手段】荷重の付与前と力の付与後とにおける構造物を光学式カメラ装置で撮影した2枚の撮影画像にデジタル画像相関法を適用して両撮影画像上の所定領域での変形量を検出するステップと、この変形量に対してレンズによる歪曲収差を補正するステップとを具備し、この補正ステップを、カメラ装置により構造物の所定領域に対してずれた位置で2枚の撮影画像を得るステップと、この2枚の撮影画像にデジタル画像相関法を適用して所定領域の移動量を検出するステップと、カメラ装置を構造物に対してずらした際の平面上での移動量算出式に、収差モデル量を加えてなる変位量算出式に上記移動量を代入し、最小二乗法を用いて当該変位量算出式の各係数を決定するステップと、各係数が決定された変位量算出式を用いて収差量を求めるステップとを有せしめた方法である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
構造物に力を付与した際の変形量を計測する方法であって、 力の付与前と力の付与後とにおける所定領域を光学式カメラ装置で撮影するステップと、 このカメラ装置で撮影された少なくとも2枚の撮影画像にデジタル画像相関法を適用して両撮影画像上の所定領域における変形量を検出するステップと、 上記検出された変形量に対して、上記光学式カメラ装置のレンズによる歪曲収差を補正する収差補正ステップとを具備し、 且つ上記収差補正ステップに、 上記カメラ装置により構造物の所定領域に対してずれた位置で少なくとも2枚の撮影画像を得るステップと、 この少なくとも2枚の撮影画像にデジタル画像相関法を適用して両撮影画像上での所定領域の移動量を検出するステップと、 上記カメラ装置を構造物に対してずらした際の平面上での移動量算出式に、収差モデル量を加えてなる変位量算出式に上記移動量を代入し、最小二乗法を用いて当該変位量算出式における各係数を決定するステップと、 上記各係数が決定された変位量算出式を用いて収差量を求めるステップと を有せしめたことを特徴とする構造物における変形量計測方法。
IPC (1件):
G01B 11/16
FI (1件):
G01B11/16 H
Fターム (9件):
2F065AA65 ,  2F065BB05 ,  2F065CC00 ,  2F065CC14 ,  2F065FF04 ,  2F065JJ03 ,  2F065LL10 ,  2F065QQ18 ,  2F065QQ31
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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