特許
J-GLOBAL ID:200903075256246371

成形用アルミニウム合金板の製造方法および成形用アルミニウム合金の連続鋳造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-207287
公開番号(公開出願番号):特開2007-021533
出願日: 2005年07月15日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】 Mg含有量が8%を超える高MgのAl-Mg 系合金などのアルミニウム合金を、双ロール式連続鋳造法を用いて製造する場合に、鋳造速度を速くすることを前提に、空隙などの鋳造欠陥を抑制することが可能な製造方法および連続鋳造装置を提供することを目的とする。【解決手段】 双ロール式連続鋳造方法によって、板厚が30mm以下のアルミニウム合金板状鋳塊を得、この鋳塊を冷間圧延してアルミニウム合金板を製造する方法において、双ロールを連続鋳造ラインに対して2段以上配置し、注湯されたアルミニウム合金溶湯を、前段の双ロール10により、平均冷却速度を50°C/s以上として冷却して、板状鋳塊として凝固せしめ、次いで、中心部を含めて凝固が完了した状態にある板状鋳塊に対し、後段の双ロール11によって、鋳造完了後の板状鋳塊の板厚に対して合計で2% 以上の圧下率で圧延し、その後冷間圧延されたアルミニウム合金板の空隙率を抑制する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
双ロール式連続鋳造方法によって、板厚が30mm以下のアルミニウム合金板状鋳塊を得、この鋳塊を冷間圧延してアルミニウム合金板を製造する方法において、双ロールを連続鋳造ラインに対して2段以上配置し、注湯されたアルミニウム合金溶湯を、前段の双ロールにより、平均冷却速度を50°C/s以上として冷却して、板状鋳塊として凝固せしめ、次いで、中心部を含めて凝固が完了した状態にある板状鋳塊に対し、後段の双ロールによって、鋳造完了後の板状鋳塊の板厚に対して合計で2% 以上の圧下率で圧延し、その後冷間圧延されたアルミニウム合金板の空隙率を、50倍の光学顕微鏡の板断面観察による組織中に占める空隙の平均面積率として、0.5%以下とすることを特徴とする成形用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (7件):
B22D 11/06 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/124 ,  B21B 1/46 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/047
FI (7件):
B22D11/06 330B ,  B22D11/00 E ,  B22D11/12 A ,  B22D11/124 K ,  B21B1/46 B ,  C22C21/06 ,  C22F1/047
Fターム (12件):
4E002AA08 ,  4E002AB01 ,  4E002BD02 ,  4E004DA13 ,  4E004KA15 ,  4E004MC02 ,  4E004NB07 ,  4E004NC08 ,  4E004SD03 ,  4E004SE01 ,  4E004SE07 ,  4E004TB02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平7 -252571号公報 (特許請求の範囲、1 〜2 頁)
  • 特開平8 -165538号公報 (特許請求の範囲、1 〜2 頁)
審査官引用 (10件)
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