特許
J-GLOBAL ID:200903076040980492
エジェクタ式ヒートポンプサイクル
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-254871
公開番号(公開出願番号):特開2006-071177
出願日: 2004年09月01日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】 高外気温時においても冷媒水熱交換器20の出口側で検出する圧力値を用いて安定的に圧縮機10の吐出圧力制御を行う。【解決手段】 制御装置70は、圧縮機10に吸入される冷媒の吸入密度と圧縮機10の回転数とから高圧側の冷媒流量を算出し、その冷媒流量から冷媒水熱交換器20での圧力損失を算出し、高圧側圧力センサ21で検出される圧力値に算出される圧力損失を加えた圧力値を圧縮機10の吐出圧力として制御するようにしている。 これによれば、高圧側の冷媒流量を算出して冷媒水熱交換器20の圧力損失を見込むことにより、冷媒水熱交換器20出口に配設した高圧側圧力センサ21の圧力検出値から圧縮機10の吐出圧力を精度良く推定することができ、安定した吐出圧力制御を行うことができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式のヒートポンプサイクルであって、
圧縮機(10)にて冷媒の臨界圧力以上まで圧縮された高温高圧の冷媒を放冷する高圧側熱交換器(20)と、
前記高圧側熱交換器(20)の冷媒下流側に設けられて高圧側の冷媒圧力を検出する高圧側圧力検出手段(21)と、
低温低圧の冷媒を蒸発させる低圧側熱交換器(30)と、
高圧冷媒を減圧膨張させるノズル(41)を有し、前記ノズル(41)から噴射する高い速度の冷媒流により前記低圧側熱交換器(30)にて蒸発した気相冷媒を吸引すると共に、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して前記圧縮機(10)の吸入圧を上昇させるエジェクタ(40)と、
前記エジェクタ(40)から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒を前記圧縮機(10)の吸入側に供給し、液相冷媒を前記低圧側熱交換器(30)側に供給する気液分離手段(50)と、
ヒートポンプサイクルの状態を制御する制御手段(70)とを備えたエジェクタ式ヒートポンプサイクルにおいて、
前記制御手段(70)は、前記圧縮機(10)に吸入される冷媒の吸入密度と前記圧縮機(10)の回転数とから高圧側の冷媒流量を算出し、その冷媒流量から前記高圧側熱交換器(20)での圧力損失を算出し、前記高圧側圧力検出手段(21)で検出される圧力値に算出される圧力損失を加えた圧力値を前記圧縮機(10)の吐出圧力として制御することを特徴とするエジェクタ式ヒートポンプサイクル。
IPC (1件):
FI (3件):
F25B1/00 389A
, F25B1/00 371C
, F25B1/00 395Z
引用特許:
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