特許
J-GLOBAL ID:200903077287285726

鏡面方向性珪素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275777
公開番号(公開出願番号):特開2003-268450
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 焼鈍分離剤を水スラリー状で塗布する鏡面方向性珪素鋼板の製造方法において、界面でのインヒビター反応に起因する二次再結晶のバラツキ(不安定化)を無くし、磁気特性の安定した製品を製造する。【解決手段】 焼鈍分離剤を水スラリー状で塗布する鏡面方向性珪素鋼板の製造方法において、アルミナを主成分とする焼鈍分離剤の塗布乾燥後の持ち込み水分量を1.5%以下とするとともに、仕上げ焼鈍の雰囲気ガスの水蒸気分圧を制御する。
請求項(抜粋):
質量%で、Si:0.8〜4.8%、C:0.003〜0.1%、酸可溶性Al:0.012〜0.05%、N≦0.01%、残部実質的にFe及び不可避的不純物からなる珪素鋼スラブを熱間圧延により熱延板となし、そのままあるいは熱延板焼鈍後、一回もしくは中間焼鈍をはさむ二回以上の冷間圧延により最終板厚とし、次いで、脱炭焼鈍をFe系酸化物の形成しない酸化度の雰囲気ガス中で行い、鋼板表面にシリカを主成分とする酸化層を形成させた後、アルミナを主成分とする焼鈍分離剤を塗布することにより仕上げ焼鈍後の表面を鏡面状にする鏡面方向性珪素鋼板の製造方法において、アルミナを主成分とする焼鈍分離剤を水スラリー状で塗布乾燥した後の持ち込み水分及び仕上げ焼鈍中の水蒸気分圧を制御することにより二次再結晶を安定化させることを特徴とする磁束密度の高い鏡面方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 1/70 ,  C21D 1/76 ,  H01F 1/16
FI (5件):
C21D 9/46 501 A ,  C21D 1/70 B ,  C21D 1/76 G ,  C21D 1/76 R ,  H01F 1/16 B
Fターム (21件):
4K033AA02 ,  4K033CA02 ,  4K033CA03 ,  4K033CA09 ,  4K033FA01 ,  4K033FA12 ,  4K033LA01 ,  4K033LA02 ,  4K033LA04 ,  4K033MA03 ,  4K033NA03 ,  4K033PA11 ,  4K033RA04 ,  4K033SA03 ,  4K033TA02 ,  5E041AA02 ,  5E041BC01 ,  5E041CA02 ,  5E041HB14 ,  5E041NN01 ,  5E041NN18
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (7件)
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